弦楽器

ARIA PRO2 SB Elite2 ググり倒した結果、見つけました1984年のカタログを 

 

 

さて、健康管理で自転車で3本ローラー回す言うてましたが、

どんどんお気軽な方に逃げて行ってますよ。

 

どういうことかというと、フィットネス用の据え置きバイクありますやん?

ママチャリポジのマグネット式で負荷のせれるやつ

 

それが奥様用であるんですけどね、それで小分けに回してます。

 

15分1セットって感じで隙間でまわしてます。

 

3本ローラーだとズボンを履き替えないといけないとか、

靴を履かないと。。とか準備がいるんですが、

これだといらないので。

 

 

ほんと、時間との兼ね合いですよねぇ

 

 

 

そんな感じでどうにかレッドラインを超えないように工夫してますが、

ラーメンはおいしいです。

 

 

 

今日のテーマは楽器です。

 

昨年末に・・

 

 

 

これをオークションで見つけて買いました。

アリアプロ2のSB Elite2ってやつです。

 

ジャンク品で出てたやつですが、それは出品者がこれを何かわかってなかったらしく

 

出てた品目はARIAのアコギの名前。

それはそのマニュアルがこのケースに入ってたからなんでしょう。

 

ヘッドの形とセットネックなのが気になってググっていきついたのがSB Elite2だったわけですが、

事前に拾えた情報としては・・

 

<スペック>
1)Body : Alder or Ash
2)Neck : Maple Transmit Neck, Heel-less Cutaway
3)Fingerboard : Rosewood, 24 frets
4)Scale length : 860mm
5)Pickups : 2 MB-Ⅱ Double-coil Pickups
6)Controls : 2 Twin-pot Volume & Tone Controls, 3-Position Pickup Selector Rotary Switch, 2 Dual Sound Switches
7)Tailpiece(String Spacing) : Die-cast Bridge Tailpiece(Wide)
8)Machine Heads : Die-cast
9)String Nut(Width at Nut) : Solid Brass(Super Narrow)
10) Hardware Plate : Gold
11) Finishes : Pearl White(Metaric;PW), Phantom Blue(Metaric;PB), Padouk Red(PR)

 

こんな感じ。

とあるサイトでこの情報がありました。

 

スルーネックということ、長期放置品でハードケース入りっていうことで、落札する気全開で挑み、無事確保。

 

 

到着後に確認したらスイッチやジャックが酸化で接触不良が起きてたりしてましたが、

使用については問題なさげ。

トラスロッドを確認したら緩む方向で一瞬でトルクが抜けまして、ゆるゆるでした。

締める方向でもネジしろがありましたので、問題なく調整できそうです。

 

そこまで確認してからパーツを手配してるんですが、

それでも正体を知りたいもんでカタログを捜索。

 

するとありました。海外向けの1984年のカタログに。

 

はいこれ

 

 

 

いやぁ、やっと尻尾つかんだ!・・て感じ。

 

 

元画像の画素的に読み取りにくいですが、おおよそわかりますね。

 

で、当時の価格は・・

 

799ドル。

 

1984年の為替レートは225円なのでいい値段ですね。

 

'84年前後での国内販売は10万くらいだったみたいですが、

今の時代だと消費者物価指数からすると13万って感じですね。

 

 

ちなみにプラザ合意('85)以降3年で為替は122円に一気に動きます。

 

この変動に耐えきれず、このELITE2を作ってたマツモク工業は解散。

 

この円高で日本の輸出産業は大打撃。製造業の倒産が続出。

そして生産拠点の流出が始まるわけで。

 

その後まもなくバブル景気('86年12月)到来。

'89には税率が変わって富裕層は手取り収入が2倍になったとか。

でも'91年2月にはその好景気も終わり'73年から続いた安定成長期は終了。

 

そして失われた10年、20年、30年(予)と続くわけで。

 

 

そんな感じです
が、このベースのロットは83年製。

どっちにしても36年以上のモノ。

 

でもガッツリ儲かってた時期(その名残があるモノ含む)のモノ。

色々見てたら、その頃の日本製造の楽器は木材の質や作りがちゃんとしていると感じたりしてます。

それだけ古くても、ネックも大丈夫ですし指板の剥がれもないですし。

 

このELITE2も経年で起きる変化はありますが、それ以外は全く問題ないので、

アナログ全開な時代の職人根性が垣間見えるような気がします。

 

その時代の楽器を複数持ってますが、このElite2はほんとすごいと思います。

 

ジャパンビンテージ、なかなかのもんです。

 

 

ということで、今日はここまで。

 

 

 

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