弦楽器

40年前のエレキギターOHというかレストア作業

さて、なんやかんやで作業をすすめてます。

40年前のヤマハのギターのOH。
38年ほど前のやつは組み立て完了後、一回調べるのにまた解体。
で、本日、また組み立てを終わらせました。
かるーく弾いてみて「まぁ、こんな感じだよね」と思ったり。
これは購入後に弾いた感じとさして大きく変わらなかったので。
で、さらに40年前の作業を続けるわけで。
イメージ 2

まずは潰れたネジ穴の復活。
用意するのは爪楊枝と目地シール。
穴に目地シールをいれて穴の全長より短めにした爪楊枝を押し込み乾燥させます。
ボンドでもなんでもいいんですけどね。
乾燥したら普通にねじ止めすれば普通に止まります。
もちろんちゃんとするなら一回穴を大きく開けてボンドをつけた木の軸を叩き込んでいくのが間違いないんですけどね、手間かかりすぎるので一発勝負ならこれで十分かと。
で、続くは・・
イメージ 3

ピックアップの分解
ハンダを切ってカバーと分離します。
イメージ 4

こんな感じに。
ハンダは吸い取るより切るほうが何かと楽ですね。
ホビールーターのカッターでサクサクきっていきます。
で、
イメージ 5

開けたらこんな感じ。めっちゃ汚れが入り込んでます。
これを清掃。
イメージ 6

ケースも磨いてこの通りピカピカ。
そんな感じで磨いてない・清掃してないパーツを綺麗にしてました。
で、ほぼ全て終わったらメインイベント。
イメージ 1

回路を作っていきます。
これはギブソンファイアーバードの回路。
今回は全くこれと同じようにします。
これはギブソンのビンテージと同じらしい。
ポットはCTSの500k。
で、
イメージ 7

こんな感じに。
ケース同士のアースはめっき銅線0.6mmでつなぎました。
保護は内径2mmのガラス網組みチューブで。
それっぽいでしょ?
アースのポイントはなっるべく集中するようにしました。
で、搭載。
イメージ 8

こうなりました。

元は・・
イメージ 9

これ
だいぶ見た目が変わりました。
で、そのまま作業を進めて通電確認。
マイクのチェック。
問題ないので組んで行ってとりあえずネックもドッキング。
で、弦を張っていきます。
で、各部調整は後回しでザーッと弾ける状態にしてボリューム・トーンとトグルスイッチの動作確認。
もちろん全く問題がないのでちょい試し弾き。
するとね
全然違うの。
電装系交換前は最初に組んだ38年前のと印象は変わらなかったんですよ。
ほぼ同じ。
でも交換後のはトーンのカット具合も全然違って音がキラキラしてます。
1~3弦はその印象が強いけど、4~6弦だとすごい色気のある低音が出てるんです。
え~・・まじ?
なんやねんこれ
まじでビビりました。 
ポット交換ってこんなに変わるの?
まぁ、劣化しまくった40年ものよりは当然よくなるのはわかるんですが、
こんなに変わるとは・・
いやぁ、ギターって面白いですね
まだ調整途中なので画像はありませんが、
おわったらまたアップします。
先に買った30年前のベースも変わるんかな?
変わるんだろうなぁ・・
そんな感じでほんとギターとかの弦楽器って同じものがないってのがよくわかりました。
そうそう、ピックアップの直列抵抗、温度が変わると変化しますね。
まぁ、当たり前ですが、目の当たりにするとやっぱりねぇ・・と思ったり。
この抵抗値の変化って音にも出るんだろうか?
そんな感じで夏期休暇も今日まで。
明日からちょっと色々あって疲れそうだ・・
でわ


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