弦楽器

40年前のギターの指板ケア

そんな感じで最近の趣味は自動車でも自転車でもピアノでもなく弦楽器です。

ほら、自動車するにも暑いし
自転車するにも暑いし
ピアノもいいんですが分母で弦楽器が多いのでw
で、興味の対象は「古い楽器はどうなんだ?」・・です。
少し前に出張先で出会った

30年前のBRX500。
このジャンク品をオーバーホールしてみたら全然使えるようになったので、
その時代の日本製の楽器って実は品質が良かったりしない?・・と思ったわけです。
その後、

40年前のギターを手に入れたわけで。
この左側のは先に購入したものですが、結果ネックがジャンク品。
なので、右のものを新たに買ったわけです。
これも古いだけあって結構な汚れ具合。
古い楽器といっても保管状況などによってコンディションがえらくわかれるので、
これについては運ですが、いずれにしても健全な個体っての無いように思います。
まぁ、ボディなどが使えるのであれば他は程度問題で、
それらを整えていけばよほどでなければ使えるように思いますね。
なぜならば、それよか悪いのは今までの処分されてると思うので。
そういう意味でも今残ってる30~40年前の日本製のやつは面白いと思ってます。
で、そんな感じですが今回の40年前のは保管状況が悪かったのか・・
イメージ 1

どえらく汚れてて痛んでたんですね。
遠目だとわかりませんけど。
なので今回はきっちりやりました。
やったことは
・指板の研磨・清掃
 #1500で研磨後に#2000で研磨。汚れを落とし、痛んだ表面をさらいます。
・インレイの研磨・磨き
 #1000番で汚れを落とし#1500・#2000で研磨後に
 仕上げコンパウンドで光沢出し
・フレット磨き
 マザーズのアルミポリッシュで研磨
・ジラコヘラで汚れ落とし
 研磨で落ちない汚れを刮ぎ落とします。その後、研磨します。
・Howard feed-n-waxで仕上げ
 
研磨は指板のRに影響がでないように撫でるように均一に行います。
0.1~0.2ミクロンをさらうようなイメージで。
イメージ 2

で、この真ん中みたく仕上げます。
※画像中心のインレイのある指板部分は研磨後
研磨すると締まった印象になりますよね。
で、研磨が終われば・・
イメージ 3

フレットを磨きます。
で、終わったらきっちり拭きあげてからワックス。
イメージ 4

結果、こんな感じになります。
ここでBefore After
イメージ 5

どうぞ画像を拡大してみてみてください。
ちなみに左は汚れがわかるように露出が上がり気味です。
・・がそれでも色とフレットの光沢、指板の平滑さってのがわかるかと。
インレイも燻みが消えていい感じです。
こういうのを6倍のルーペで確認しながら作業しちゃうんですよ。
いい感じで変態ですよね
ええ、自覚ありますよw
で、思ったこと。
よほどでなければそれなりに回復できますよね。
で、30~40年前のはタバコのヤニがついてる傾向がありますよね。
これがまたしつこいんだ(笑
そんな感じですが、自分が7歳前後だった時に販売されたギターを
40年後にピッカピカに仕上げるのってなんとも楽しいもんです。
その間にどれだけの人を渡り歩いたのかもわかりませんし、
いろんなドラマもあったと思いますけど、そういうのを全て洗い落としてるような気分にもなったり、また生き返らせるようにも感じたり。
そんなことがあっても全然使える状況なギターもすごいと思うんですね。
そこに本質的な出来の良さ・・てのを垣間見たように思ったりするんですよ。
当分、この趣味は続きそうに思いますw
ということでですが最近なにげにこれを探してます。
ACCの3秒以内再スタート。
ええ、車の話。
わたしの車はACCで停車後、再スタートは手動です。
なので停車後3秒以内自動スタートはありません。
で、VCDSでそれを起こせないかみてるんですね。
たぶんSTG-13にそれはいるはず。
項目は"Automatic Driveway after short stop"
これをアクティブにできればいけると思うんですが、セキュリティアクセスコードがわからない。
それを入れないと触れないところにいそうな予感が。
で、今それを模索中。
知ってる人いたら教えてくださいw
でわ


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