弦楽器

2本目、到着 ~'76~'79 レスポールコピー品~

世間が賑やかになってきてて何かと騒がしいですね~

何かと情報を取捨選択していく必要があるんですが、
ほんとに紙媒体は(ry
テレビのバイアスも(ry
そんなところに国際問題になりかねない名古屋の(ry
ほんとにね、性善説が通用しない部分ができてきてますよね
そんなところに"雨水は無色透明なのに降雨後に車のボディに残る「黒ずんだ水アカ」の正体とは?"という記事があったんですよ。
一部正解、一部間違いみたいな感じの記事。
その間違い部分・・というか正しくは・・な感じですが、ミラーやドアハンドルの下の黒ずみは可動部分にある油が主な原因なんですね。
そこに埃やススなどが入って溶け出した(乳化した)ものが流れて痕が残るんです。
なので水洗いだけで落ちなくて、洗剤を使ってもなかなかサッと落ちないわけで。
基本的にそういうのに疎い人がこれ書いたライターなんだろうなぁ・・と思うんですが、自動車は機械なんだからちょっと化学や工学的な知識ないとあかんのちゃうの?・・とか思ったり。
そんな感じですが、GOLF8 ヴァリアントは2020年末にデビュー予定でオールトラックも残るらしいというのが近々の話題でありました。
ホイールベースも延長するとかでさらに良い車になりそうですが、これについてはその時を待ちましょう(笑
で、本題。
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日本目のヤマハSLが届きました。
右のがそれですね。
こやつは1976~1979年に製造されたやつです。
左のはそれの後に出た右のマイチェンモデルです。
つまり、さらに古いモデルを購入したってことですね。
わたしが4歳~7歳の時のギター(笑
なんか、どーでもいい人が見たら「ゴミ」なんでしょうねぇ
私の場合、完全にプラモデル状態なんですけどね
で、面白いのは・・
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見た目同じに見えるのに構造が違うんですよ。
ネックの接合部の形状とかボディの部分の合わせ方とか。
右のが今回のですが、ボディの厚みのまんなか辺りに合わせてるのが見えますよね?
左のも合わせてますが、それが見えないんですよ。
年代ごとにこういう違いがあるんですねぇ・・
てことで
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絶賛分解中です。
電気系は一応問題なしですが、ボリュームのポッドがちょい物理的に怪しい
この個体
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ネジの頭が汚れでいっぱい。
ドライバーが刺さらないくらい。
たぶん、ほぼ分解されてないよーな。
本体側のネジ穴も壊れていません。
汚れの付き方が放置感を感じさせます。
指板も・・
イメージ 5

こんな感じで汚れてます。
フレットの際もそうですが、下側にも汚れの溜まりが。
この汚れの溜まりは上側なので、手のよごれでなく。
何となくですが、長年放置してたのを拭き取りだけして売っぱらったように思いますね
で、前回のやつで折れてたトラスロッド も・・
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ちゃんと存在してて一安心。
全然このあたりの形状も違うんですよねぇ
この状態、かなり締まった状態か?・・と思ったら・・
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ナットを外して効かない状態で見たらほとんど締まってなかったことが判明。
その状態でネックを見たら見事に順ぞってました。
つまり、わずかなロッド調整だけで軽い順反りになってた・・てことですね。
で、ネジ山をずらしたいのと調整しやすくするために・・
イメージ 8

ワッシャーを3枚挟みました。
で、ナットにグリスも塗布。
アップにすると・・
イメージ 9

こんな感じ。
0.8mm×3枚で2.4mmの下駄ですね。
ワッシャーの面積がストッパーの金具よりちょい大きいんですが、
ナットの座面より遥かに大きくなるので、圧もきれいに分散すると思われます。
ちなみにナットとボルトのネジは全部噛んでますよ。
で、結果ですが・・
<トラスロッド にワッシャーを追加しグリスを塗ったら・・>
回す時の渋さやキュ~という音が消えた
→ワッシャー追加でナットとプレートの摩擦が低減。
 音の原因はボルトとの摩擦。
 グリスをネジ部に追加したことでスムーズに動くようになった。
で、調整してみると
ぬるぬる動き、音もなく調整でき、微調整も容易。
これではっきりわかりましたね。
トラスロッドをネジ切っちゃうパターンってのは
1)ネジを締め切ってから動かないのに無理やり締めてねじ切るパターン
  →締め切った(ネジを使い切った)自覚なし
2)ボルト・ナットのネジか固着。回したら進まずボルトが伸びて破断
  →固着した判断できず
・・ですね。
で、トラスロッドの効き方ですが、締めていってトルクがかかるとこから約3/5で順反りから逆反りに転じました。
ちなみに回転数は感覚的なものです(笑
反りは定規で確認。
で、感想は「思ったよりトルクがかかってから、わずかの締め込みで変化する」です。
逆反りからまっすぐに戻すのは、5度程度戻していくのを繰り返すことで戻しました。
つまり、それくらい変化が激しいってことで。
でも弦を張るとそのテンションがかかるのでその変化は少なくなると思うんですけどね。
で、締め切るような長さのトラスロッド なのはなぜか?・・ですが、
いいように解釈すると「変化が大きすぎると木の変化が激しくなりすぎて
どうしようもなくなるかもしれない。」ということかな?・・と。
悪く解釈すると、寿命の提示といいましょうか?(笑
ちなみに木材は呼吸すると言われてます。
わたしちょっとそっちの業界にも片足突っ込んでますが、
塗装があるとその呼吸はほぼ止まります。
つまり膜があれば少なくなるってことですね。
オイルステインは吸収タイプなのですが、それは呼吸が止まりません
つまり、湿気などの影響が大きくでます。
ちなみに温度の変化で膨張収縮します。
で、よくネックが波打つってのは塗装してない指板が湿度の変化なども含んで
ネックの変化に追従できない、もしくは接着剤の密着の程度の差があって弱いところが浮いたり伸びたりした結果なんでしょう。
まぁ、そんな感じなので、むき出しのアコギなどは湿度とかの影響は大きいと思いますし、エレキ系でもエアコンの風が当たりまくるところのものは乾燥しすぎて指板の縮みが出たりしたあかんのでしょうね。
木材に下手に片足突っ込んでるもので、色々と思うところもあるんですが、
そんなことも考えながらいじると楽しいもんで(笑
たぶん、いずれ自社の塗料を塗ってそうな気がしますw
そんな感じですが、色々見たら良し悪しがあるもんで。
ボディ・ネック・ペグはブリッジは今のままで、
PUは前のほうが綺麗なので付け替えようかな~・・とか思ったり。
一方、ポッドが一個だめっぽいので、だったらボディ意外は新調してやろうか?・・なーんて思ったりも。
まぁ、どうするかのんびり考えますが、こういうのって歳くわないとできない趣味に思います。
さて、まずはネジとかを超音波洗浄機にかけましょうかね?
でわ


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