弦楽器

(16)ジャンクベース スーパーナチュラルフィニッシュ、 塗装やり直しの作業





 


みなさま こんにちわ。
さて、そんな感じで(謎
続きです。

塗装したけど納得がいってないのでやり直しです。

202003121.jpg
これが塗装済みのもの。
見ての通り、光沢が出てます。
半ツヤレベル・・て感じですが。
いろいろ確認した結果、塗料のツヤを落とすために含まれているマット剤が分離・沈降して、
ツヤのある部分だけで塗装してしまったみたいという結論に至りました。
これの目的は
・ゼネコンに使ってもらっている木材用高耐久水系防汚塗料をベースのリフィニッシュでつかう。
・刷毛塗りで二度塗りでフィニッシュさせる
・全艶消しはマスト
このゼネコンに納めた塗料ってのは水系で2液タイプです。
ツヤありもありますが、今回は艶消し。目一杯ツヤを消した全艶消しとなります。
特徴は木材に塗装した場合、木材の色目が塗った前と後で変化が少ないんですね。
また手触りもそれっぽくなりますので、質感が生きます。
そのわりに膜がしっかりしてて、水を通しにくく、
汚れが乗りにくく、また薬剤に対して強いので長期利用もできて、
またリコート(塗り直し)も簡単で、差もつきにくいってのがミソ。
刷毛塗りでも刷毛の跡がわかりずらいので木目に沿って塗装してやるとほとんどわからなくなります。
すごいでしょ?
で、それを再度ちゃんと塗るために下地を整えてやります。
2020031212.jpg
使うのはこれ。
400番の研磨シート
これでサラッと表面を磨いていきます。
基本的に2回塗ってますので目止めはOKなので、表面を整えるレベルでやります。
今回は光沢がなくなるレベルでササッと研磨。
で、
2020031213.jpg
こんな感じに。
若干ネックが反射してますが、これは木材の表面が平滑だからですね。
程度問題です。
これで下準備はOK。
202003092.jpgで、
で、この塗料(左)をバーテンダーのごとくシェイクしまくります。
ざっくり念入りに70回ほど踊りながら振りました。
で、
202003107.jpg
こんな感じで10:1で硬化剤を混合します。
それぞれを出してヘラで攪拌。
それを刷毛で塗るって感じですね。
2020031214.jpg
こんな感じで吊った状態でペタペタ塗っていきます。
ネックは手でもってヘッドから塗って、
最終的には置ける台に指板を下にして浮かして起きましたが、
ボディは吊ったまま作業しました。
で、今はそのまま乾燥中です。
今のところ、いい感じ。
防汚性を発揮するには7日かかるので、実使用はそこまで待つのがいいですね。
硬さも時間とともに硬くなりますので。
そんな感じでささっと作業してましたが・・
2020031216.jpg
夜にちょっと嵐で空気が澄んで月がきれいだったので久しぶりに撮影してみた。
なかなかでしょ?
で、
2020031217.jpg
これは金星です。
暴風雨の後は撮影のチャンスですよね。
ということで、今日はここまで。




  


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