弦楽器

②ジャンクベース 解体完了




 

さて、少し前に仕入れたジャンクベース、
rbx700rs.jpg
1992年製のヤマハRBX700RSですが、分解に着手しました。
202001111.jpg
最終的には塗装を剥いでスーパーナチュラルフィニッシュにする予定。
到着後、チェックして各部の破損がないか確認。
ネックの反り、トラスロッドの効き、チューナーの動き、フレットの状態などの確認は大事ですね。
回路がめちゃめちゃでしたが、組み直したらちゃんとなりましたので、
スイッチ類やピックアップ、プリアンプも問題なし。
ということで、消耗品や劣化したパーツの交換を除けば全く問題ないのでそのまま続行。
まずは固絞りしたウエスで拭き取り掃除からなんですが・・
2020011515.jpg
こんなに汚い指板も
2020011514.jpg
拭き取りだけでここまで綺麗になります。
これをさらに研磨してオイルで仕上げるんですが、
相当きれいになりますよ。
乞うご期待。
ちなみにフレットはトーポジ側の3・4弦の2345フレットにちょい減りがあるくらいでした。
ハイポジはきれいなもんで。
で、
2020011513.jpg
ネックプレートは錆がういてます。
これ、実はゴトー製のやつということが判明。
ブリッジもペグもゴトーなので、当時の国産品は今でいう信頼のゴトーが使われているということですね。
これは磨いて塗装と錆を落として再利用。
2020011516.jpg
で、コマの向きがおかしいブリッジはこれ。
ひとつだけ弦の通るところが違うという(笑
どうやったらこうなるのか?
2020011517.jpg
はい、弦を外してコマを正しい向きにしたところ。
違和感ありまくりなのになぜこんな風に組み替えたんだろう?
2020011518.jpg
で、きっちり組み替えたのがこれ。
こんなに汚いブリッジでも買えば高いんですよ。
なのでクリーニングして再利用しますよ。
2020011512.jpg
そんな感じで各部品をバラしながらチェックするわけで。
その状態から導き出したこのベースの歴史ですが、
ルート弾きだけで使用しているうちに断線。
修理を試みるも失敗?
迷宮入りした挙句、放置。
そのままいろんな人を渡り歩くも修理完了せず、
ただただ傷が沢山ついた…かな?
そんな感じかと。
202001151.jpg
さて、これがどうなるか、自分でもわくわくしますw
ということで、今日はここまで〜

 

  


 

 
 
 
  


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