弦楽器

30年前のヤマハ RBX500のフレット磨き

さて、そんなこんなで絶賛OH中な30年前のベース、

ヤマハ RBX500。
全バラして配線の導電確認、
渋いポッドの軸に注油し動きを軽くして、
接点復活剤でガリの対策。
ピックアップも分解し導電チェック。
で、金属部分を磨くわけで。
ブリッジも全バラして洗浄、磨いてワックス。
<Before>
イメージ 2
イメージ 3
<AFTER>

こんな感じで綺麗になりました。
裏が結構、酸化してました。
このままブリッジアース取ってもあかんなー・・と思うくらい。
ここはアースを強化する予定なので、裏もピッカピカにしましたよ。
ちなみのRBX-500の構成は・・
ボディ:バスウッド
ネック:メイプル<ボルトオン>
ナット:グラファイト
指板 :ローズウッド 22F (250R)
ブリッジ:RB-STC
F-PU :YBS-F1P オープンPタイプ(セラミック)
R-PU :YBS-F1J オープンJタイプ(セラミック)
コントロール: マスターボリューム、バランサー、マスタートーン
スケール:860mm
ハードウェア:クローム仕上げ
重量 : 3.8kg
ちなみにペグはGOTOHでした。
こんな感じですがPUはヤマハオリジナルですね。
今やぐぐってもひっかからないのが素敵。
ブリッジもGOTOHっぽいのに調べたらサイズが違うという。
いずれにしても当時ものですので、交換はしませんけどね~ 
で、今日はフレット磨きをしてました。
イメージ 1

マスキングをぴっちりやって作業します。
どれくらい差がでるかというと・・
イメージ 4

こんな感じ。
右が磨いた後です。
このフレットはサイズ(2.4×1.3mm)から推測すると三晃製作所のSBB-214H。
このベース、各部のパーツがほぼ日本製なんですよねぇ
ジャックもそう。
この時代のは基本的に日本製パーツが多いのかもしれませんね。
で、ここで違和感が
1弦ハイ側の傷が目立つんですね。
まるでチョーキングしまくったような。
この画像は磨き後ですけど、跡がありますよね。
画像は50倍ルーペで拡大したとこを撮影。
イメージ 5

で、よく見たら10フレットより後ろから1弦は傷が多くなってます。
他はどうなんだろう?・・と思ったら
10フレットから前で4弦のフレットは傷多め。
でも2、3弦は10フレットまで軽く傷がある程度。
当時、そのように弾いてたから?
てか、チョーキングするん?
なーんて思ったり。
で、ある程度進めてから気がついたんです。
あれ?1弦が当たる位置のフレットの傷にバリがある・・
イメージ 6

これはバリ取った後の拡大。

この線傷のとこがガタガタになってました。
どーりでビビリがあったわけだ。
そういうバリはサクッと落とすほうが楽なので・・
イメージ 7

左上の1200~1500番の研磨スポンジシートでサクッと整えました。
もしかすると、移動させるときにネックを握って
グニっとさせたのかもな?・・と。
弾き傷でこんな風にはつかないように思っちゃって。
1弦も4弦も。
そんな感じで全てのフレットの傷をルーペでチェック。
爪でひっかからないレベルまでバリはなくしました。
そんな感じでホビー満喫中です。
でもー 今から六本木です。
奥様がつれていけ・・と。
そうそう、パサートの燃料ポンプですが、来週に交換します。
ガソリンを3/2以下にしてきてくれという無理な要求が悩ましい(笑
ということで雨、うっとおしいですね
でわ


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