普段の日々

EU、風力発電と太陽光発電が記録的な成長をしている模様 〜日本の将来の電源構成は?〜

 

 

 

 

 

 

みなさん こんにちわ あるいは こんばんわ。

 

さて、パリ協定を軸にする脱炭素な取り組みが世界ではどんどん進んでいます。

これは2050年までの目標となっており、その後の締約国会議(COP)はこのパリ協定についていろいろと調整する場ではありますが、基本的な最終目標は変わりませんのでCOPで「〇〇がこうなったから脱炭素は終わり!」な風には一切なりません。

 

むしろ「国際合意舐めんな」という風に思うわけですが、何故かそういう上っ面なことで喜怒哀楽している方々がいますよね。

不思議な話です。

そんな長期的な話が数ヶ月でひっくり返るわけなかろう・・と。

しかも国際合意。

強いです。

 

 

でもそんなところにウクライナの件。

 

エネルギー問題がヨーロッパを直撃しています。

 

元々パリ協定の取り組みでそれらへの依存度は下げる予定だったわけなので、再生可能エネルギー(主に風力)をゴリゴリに進めているのが現状となるわけですが、それが目に見えてくるようになりました。

 

 

 

E3GとEMBERの新しい分析によると、EUの風力発電と太陽光発電の導入増加によりガスコストが110億ユーロ削減されたとのこと。

 

まだまだ現状ではエネルギー問題があるとはいえ、将来の可能性がこれらから垣間見得ますよね。

 

EMBRによると

「風力発電と太陽光発電は、今年 3 月から 9 月にかけて EU の電力の 24% (345 テラワット時) を生成し、前年同期の EU の電力の 21% から記録的な 39 TWh 増加しました。

フランス (14%)、イタリア (20%)、ポーランド (17%)、スペイン (35%) を含む 19 の EU 諸国が風力と太陽光の記録を達成しました。

昨年と比較して風力と太陽光が記録的に増加したことで、110 億ユーロのコストで 80 億立方メートルの化石ガスを追加する必要がなくなりました」

 

と。

 

そしてこのような分析も。

 

「この研究は、EU のガスへの依存度を高め、EU の再生可能エネルギーとエネルギー効率化への意欲を妨げた過去の政策選択が、現在のヨーロッパの記録的な高インフレの主な原因であることを示しています。

それにもかかわらず、既存の風力発電と太陽光発電により、かなりの高価格になっているガスの輸入が回避されたため、さらに高いインフレと深刻な危機が回避されました。」

 

と。

 

 

エネルギーの転換がもっと進んでいきそうな話ですよね。

 

 

 

 

 

今回の戦争でエネルギーの地産地消は非常に重要になりましたが、日本も海外に依存しています。

 

その日本も2040年までに大型火力発電所換算で30基分以上の洋上風力発電を作る予定になっています。

 

経済産業省の再エネ導入目標も2020年度は電源構成比で19.8%だったのが、2030年では36-38%が目標となっています。

 

ちなみにこれらは既存の発電に上乗せという考え方になるので、電気不足の話題も減っていくと思われ。

 

ちなみに2030年の電源構成の見通しは再エネで36-38%、原子力で20-22%、水素/アンモニアが1%、それ以外の39%~43%が火力(内訳は化石41%/LNG20%/石油等2%/石炭19%)となっており、火力は50%以下となります。

 

これは2010年実績と比べると再エネは30%増し、原子力は約5%減、そして火力は66%から39-43%のおおよそ30%減となっていきます。

 

 

意外と日本も考えてますよね。

 

この流れで海外依存度を減らしていけると電気代も安定してくるでしょうから期待したいところです。

 

 

 

となると・・

 

あれ?やっぱ電動化時代になっていくんでしょうね?(スットボケ)

 

 

 

 

 

 

本日はここまで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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