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みなさん こんにちわ。
さて、少し前にシャープの液晶テレビの不調について書きました。
この時、HDMIケーブルを変えたら復活したんですが、その後同様の事象が起きました。
つまり、たまたま復旧した・・というオチ(笑
うーむ、これが手に負えない故障なら面倒・・と思いつつ、どうせ故障の原因ってコンデンサか熱問題じゃないの?・・と思いつつ色々調べてみました。
で、わかったこと。
![](https://blog-imgs-153.fc2.com/a/b/e/abeokoubou/blog_import_62a5da1fb28dc.jpg)
チューナーのケースを開けて動作確認すると長時間でも不具合出ません。
ここで判明するわけです。
あ、これ熱問題や・・と。
見てわかる通りヒートシンクがあります。
この下にチップがありますよね。
一般的にはこれらの下にはシリコングリスが塗ってあり、それで熱伝導性を確保しているわけです。
これらはパソコンも同様ですが経年劣化で思いもしないことがおきていることも。
なので、取り外してそれらを塗り直そう・・となりました。
![](https://blog-imgs-153.fc2.com/a/b/e/abeokoubou/blog_import_62a5da2112aba.jpg)
で、外した状態がこれ。
コネクターを数カ所外してます。
見てわかる通り、左中央にでかいチップがありますね。
これには熱伝導シートが貼ってました。ヒートシンク側に痕が残ってますよね。
右側は。。
ヒートシンク直下に3つチップがありますが、なーーーーーーんにも塗ってません(笑
これはちょっと驚きました。
なにも塗らずに載せていただけ・・です。
今回の事象は動作しているときに番組情報などの文字が消える・・というのが特徴的なんですね。
となると、基本動作しているけど、グラフィックに問題が起きている?・・と思うわけです。
つまりそれは、この右側の3つのいずれか・・だと思うんですね。
わかってしまえば対策は簡単。
熱伝導グリスを新たに塗って密着改善をしてやればいいんです。
でも折角なので一工夫することにしました。
サンハヤトの「塗るヒートシンク」でさらに熱対策をします。
![](https://blog-imgs-153.fc2.com/a/b/e/abeokoubou/blog_import_62a5da22533a1.jpg)
これは熱放射率を改善する透明な塗料です。
熱放射率ってのはその物体が空気中に熱をどれだけだすか?の数値ですが、
金属は熱伝導率は高いんですが、この放射率が低いんですね。
つまり無垢のアルミだと熱伝導は良いですが、その溜まった熱を外に放射しにくい・・ということです。
もちろん対流で無理やり熱を奪うことも可能ですが、熱放射率が高い方が熱源の温度はさらに下がりますので、
あったほうがより良くなります。
アルマイト加工などは表面が粗くなり放射率が同様に上がりますが、
今回のこれは
・無垢のアルミ部分がある
・チップ上にカバーするように無垢のアルミがある。
・・ので、その部分に塗装して放熱性をさらに改善してやろう・・ということですね。
ちなみに熱放射率=熱吸収率なので、間に空間があっても向き合う先の温度が高ければ、その熱を吸収します。
で、どうしたかというと・・
![](https://blog-imgs-153.fc2.com/a/b/e/abeokoubou/blog_import_62a5da23a34a6.jpg)
アルマイトのヒートシンク以外のアルミ部分でかつチップがある部分に塗りました。
内側は熱吸収目的ですね。
![](https://blog-imgs-153.fc2.com/a/b/e/abeokoubou/blog_import_62a5da255c2c0.jpg)
そして表側もこの通りにアルマイト部分以外の無垢部分に塗装。
もちろん・・
![](https://blog-imgs-153.fc2.com/a/b/e/abeokoubou/blog_import_62a5da26c6944.jpg)
筐体内側のヒートシンク部分と電源部分直上にも塗りました。
熱吸収目的ですね。
これ白く見えますが、乾くと透明になっていきます。
ちなみに30ミクロン程度の塗装が理想らしいんですが、そんな管理できないので、ベタベタ塗りました(笑
30ミクロンって結構な膜厚ですからね、たぶんこれでも15ミクロンくらいですよ。
効果はマックスではないでしょうけど、改善はあるのは間違い無く。
で、本来するべき工夫に移ります。
![](https://blog-imgs-153.fc2.com/a/b/e/abeokoubou/blog_import_62a5da283a6d2.jpg)
アルマイトのヒートシンクがくっつく部分に熱伝導グリスを塗ってやってヒートシンクを固定。
熱伝導シート上に塗ったのはヒートシンク側を見たら意外と接地面積が少なかったので。
つまり、空間があるわけですね。
なので埋める目的で塗ってます。
結局は延命策ですが、これと環境改善でしばらくは問題ないんじゃないの?・・と予想してます。
で、組み直して配線して動作確認。
全くもって無問題。
今度は成功かな?・・とか思ったり。
今回はチューナ別体なので楽勝でしたが、一体でも基本は同じなんだろうなぁ・・と思ってます。
今回これらでググってわかったのは10年経過あたりからこの熱問題が出るらしい。
10年というとコンデンサもこのあたりで怪しくなっていきますが、
どちらかというと熱問題のほうが多いかもしれませんね。
ということでHDMIケーブルでダメなら熱問題対策、最後はコンデンサー疑い・・ということですね。
しっかしテレビで熱伝導グリスを使うことになるとは(笑
今日はここまで。
<その後>
原因が判明しました。