みなさん こんにちわ。
あるいは こんばんわ。
さて、2020年7月15日に日本デビューを果たしたフォルクスワーゲンT-Roc。
3年遅れで導入されたそのモデルは本国ではフェイスリフト(FL)に入り、日本導入もカウントダウンに入ってました。
当初9月ごろか?・・と言われていたのがどんどん前倒し。
そして本日発表されました。
つまり、2020年から導入されたモデルは2年でFLになったことになります。
本国基準では当たり前な流れですが、いかんせん日本では2年しか経っていないので知らない方が見たら「ひと昔前の国産車」並みのマイナーチェンジに思えるかもしれませんね。
そんな新型T-Roc、見て乗ってきました。
乗ったのはTSIのボディカラーは黒。
グレードはStyleです。
前期型ではSportに相当するモデルです。
ざっくり書くと
Style → Acrive
Styleデザインパッケージ → 該当なし
Sport → Style
Rライン → Rライン
<追加> R
このようになってます。
ゴルフ8からの流れでの名称変更といえますが、いまいちピンときませんよね。
逆に前期のスポーツがすごく良いパッケージに思えるわけですが、これは割愛しましょう。
FL版は前期型のアグレッシブさがなくなりジェントルになりました。
知的になったと言ってもいいでしょう。
デイライトもわずかに丸みを帯び、全体のシルエットもエッジがなくなった印象。
リア周りも同様におとなしくなった印象です。
前期のリフレクターは横一文字でしたが今回はフロントのDRLと同様に輪っかデザイン。
これがイメージを柔らかくしていますよね。
そしてホイールは17インチ。
尚、タイヤはハンコックでした。
ボディカラーが黒、そして17インチの結果、印象としては小さく見えます。
私の前期青、18インチツライチが1.2倍くらい大きく見えますから印象が相当変わっていると言えましょう。
押しも弱いので余計に静かにみえます。
ホイールだけでいうと前期のスタイルのように見えますが、シートはスポーツシートなので、前期Styleデザインパッケージのスポーツシート版と言ったほうが良いかもしれません。
内装は・・
前期スポーツの赤ステッチはなくなり普通なイメージに。
ほんと前期Style的。でもシートはスポーツ。
ダッシュボードはソフトパッド(ウレタン)貼りになってます。
触らないとわかりませんけど、ちょっと質感良いように見えます。
ディスカバープロ は画面が大型化。
ディスプレイが立ってるように見えますが、裏から見るとそうではないので上手にまとめてるな〜・・と。
ステアリングやエアコン、シフトノブは最近のトレンドの通り。
あとは吹き出し口の開閉がダイヤル式でなく一番左にノブを寄せるとシャッターが閉まるタイプになりました。
ちなみにドア側はファブリックぽかったパネル部分と肘置きは合革皮になりました。
そして助士席前のパネルは凸形状だったのが凹形状に。
ドアパネルは凸のままなので連続性がなくなりましたが、これの結果ディスプレイがパネルっぽく見えるようになっているんでしょうね。
ということで、「質感の向上」という点が今回のFL版の売りになるんでしょうね。
で、見た目の話はこれくらいで試乗した感想を。
TSIなので150PS/250Nmのガソリン車。
トランスミッションは乾式です。
タイヤは215/55R17 7J でハンコックタイヤ
TSIは鼻が軽く、そして静かです。
乗ってすぐに気がついたのはサスの動きがマイルドに。
17インチでも突き上げ感が前期は若干ありましたが、その原因は空気圧だったんですね。
その点が意識しないレベルになっており、躾がよくできている印象。
そして鼻の軽さによりヒラヒラ流せますので、例えると・・
清流の水のようにサラサラ流せます。
パワー感などは全く前期と変わらず必要十分なスペック。
むしろT-Rocには十分すぎるので不足に思うことはないでしょう。
今回は「それでも不足してるんだ!」・・というパワーユーザー向けに「R」が導入されますので、
そういう方はRを選ぶと良いと思います。
ちなみにゴルフR、導入されないという話でしたが導入される方向で調整されているみたいです。
話を戻して新型の良い点はiQライトとドライバーアシストのトラベルアシスト。
iQライトはシンプルにマトリックスライトであると思えば良いです。
これによりリアウインカーはダイナミックターンインジケーター、つまり流れます。
そしてドライバーアシストのトラベルアシストですが、これはACCとアクティブレーンキーピングによる複合機能となってます。
210k
m/hまでの速度域でハンドルを握っておればレーン維持とACCによる定速走行、そして停車までの制御があるわけですが、エンジン再始動の時間的な制約もかなりなく、信号待ちからのスタートでもRESボタンなどを押すことなく再スタートします。
m/hまでの速度域でハンドルを握っておればレーン維持とACCによる定速走行、そして停車までの制御があるわけですが、エンジン再始動の時間的な制約もかなりなく、信号待ちからのスタートでもRESボタンなどを押すことなく再スタートします。
この制御が非常に密になっており、良い印象でした。
ちなみにハンドルの保持確認についてはトルク式でなく静電式になっています。
と、そんな印象でしたが、総じて質感は向上していました。
乗りやすさは相変わらずで、より癖が少ない車になったといえるかと。
価格は394万3000円~626万6000円。
前期よりも高くなっていますが、IQライトとトラベルアシスト分で丸っとその価格担っていると思うとしっくりくるかもしれません。
ちなみに相変わらず半導体などなどの問題でタマは不安定みたいなので、
興味がある方は早めに船便分をチェックすることをお勧めします。
週末はフェアやるみたいっす。
今日はここまで。
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