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【BEV】「500km以上の航続距離が当たり前になる日も近い」とフォルクスワーゲン【電気自動車】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みなさん こんばんわ。

さて、世の自動車の流れはパリ協定を前提とした電気自動車になっていますが、

これは大気汚染などにも効果があるので、再エネとセットで世界は進んでいっています。

 

電気自動車といえば航続距離が問題視されますよね?

内燃機でも街中と高速の利用頻度の程度で燃費はガラッと変わるので、

その点は同じなんですが、漠然と走行可能距離で示しているのでこのような誤解が出るんでしょうね。

BEVは内燃機と違って街中などのほうが差が少なくなる傾向があるみたいですが、

どちらにしても絶対的な距離はバッテリーに依存するのでその進歩に期待したいところです。

 

そんなところにフォルクスワーゲンが「500km以上の航続距離が当たり前になる日も近い」という話を出しています。

 

 

なかなか興味深い内容なんですが、バッテリー技術の専門家であるマクシミリアン・フィクトナー教授が下記のように色々と話しています。

 

 

◇エネルギーを吸収するための材料について

特に負極側(アノード側)では、純粋なグラファイトに代わって、グラファイトとシリコンの複合材料が使われるようになるでしょう。

シリコンは黒鉛の10倍の貯蔵密度を持っているため、電池のエネルギー含有量が大幅に増加します。

 

◇バッテリーの設計の改善について

具体的には、将来のバッテリーシステムでは、同じサイズのままで、より多くの貯蔵材料を保持することができます。

は、より長い航続距離を実現するための重要な要素です。
 

 

 

Q : 現在のバッテリー構造のデメリットは何ですか?
現在の標準的な設計のバッテリーシステムでは、実際の蓄電材料は全体の25〜30%しか占めていません。

残りは筐体やパッケージ、添加物などで構成されています。

ここに大きな進歩があると思います。

将来のバッテリーシステムは、より効率的に設計され、蓄電材料の割合はほぼ2倍になる可能性があります。

そうなれば、エネルギー含有量が増え、製造コストも下がります。

これが飛躍的な向上につながることは間違いないと思います。
 

 

Q:固体電池はどのような役割を果たしますか?
固体電池では、アノード側のグラファイトを金属リチウムに置き換えることで、航続距離を30〜40%伸ばすことができます。

そのため、この技術は電池研究の聖杯とみなされています。

私も可能性を感じていますが、固体電池はまだ工業的に存在していないため、不確実性が残っています。

例えば、コスト面での未解決の問題も考えられます。

 

 

上のQに対してのさらにQ :どういうことですか?
今日のリチウムイオン電池は、古典的なコスト下落カーブを描いています。

リン酸鉄リチウムのような持続可能な正極材料の導入により、電気自動車が内燃機関を搭載した自動車よりも安くなる限界である、電力1キロワット時あたり100ドルという重要な基準をすでに下回っています。

これは、電気自動車が内燃機関の車よりも安くなる限界です。

固体電池でこの限界をどれだけ早く達成できるかは、今はまだわかりません。

 

 

 

Q:ドライバーが期待する
その性能は?
航続距離が500kmを超えることは、まもなく当たり前のことになるでしょう。

さらには1,000kmの走行も可能です。

全体として、自動車の開発は正しい方向に進んでいます。

その一方で、適切な充電インフラの整備には課題があると思います。

強力な急速充電ステーションの広範なネットワークが必要です。

自前の壁掛けボックスを持たない都市生活者が、電気自動車を便利に充電できるようにする必要があります。

また、路上で充電する際の価格を統一する必要があります。

電気自動車の二酸化炭素排出量は、乗用車のすべてのタイプの中で最も優れています。

Q:電池の原料であるコバルトやリチウムの採掘については批判が多いですが、代替手段はありますか?
現在、コバルトは主に携帯電話やノートパソコンのバッテリー、硬鋼、切削鋼などに使われていますが、電気自動車に関しては完全に撤退することが可能であり、また必要だと思います。

一方、電気自動車に関しては、完全に撤退することが可能であり、またその必要性もあります。

人権問題だけでなく、埋蔵量が限られているからです。

リン酸鉄リチウムは、費用対効果が高く、持続的に入手でき、毒性のない素材であり、すでに良い代替品があります。

また、マンガンスピネルと呼ばれる素材も選択肢の一つです。

一方で、リチウムに代わる納得のいく材料はまだありません。

しかし、世界のリチウムの埋蔵量はコバルトよりもはるかに多いため、この状況はそれほど危機的ではないとも考えています。

また、塩湖からリチウムを抽出するという方法もあります。

 

 

ということで、日本でもよく言われることに対しても回答がありますね。

やはり既存の考え方とは違った方向性で各メーカーができる前提で進んでいるということでしょう。

 

そりゃそうですよね。

資源がなくなる・枯渇するみたいな話が本当なら世界全体がBEVに振ることは無いわけで。

そもそもそれであるならスマホやパソコンも大変になりますから(ry

 

 

 

ということで、欧州自動車メーカーはきっちりと問題点を理解しつつ、

継続的に続けれるよう開発を進めているということですね。

 

 

いやはや、ほんとすごい時代になってきたもんだ。

これだけ急激な変化はなかなかないですよね。

 

 

 

ということで、今日はここまで。

 

 

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出典:フォルクスワーゲン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時節柄、厚労省サイトのリンクを貼っておきます。

新型コロナについてはなによりもここを確認するのが間違いないと思われます。

 

 

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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