さて、先日話題にしたDSGのエラーの件、
あっちには書きましたがこっちにも書いときます。
ほぼコピペですが。
そのエラーはこれ。
これについて再現しようと数日色々試してるんですが、
やっぱり再現しませんでした。
ということで原因はやっぱりあれ。
はいこれでーす。
限界チャレンジしたタイヤです。
これが原因です。
どういうことかといいますと、トランスミッション内の
インプットシャフトスピードセンサーが異常を検知したんですよ。
正確には正常動作を行う前提となる条件から外れてたのを検知した・・ということですね。
え?わかりません?
ではわかりやすくご説明。
タイヤが極限まで減ると、ゴムの層がうすうすです。
例えるなら0.3mmな感じ。
なので道路の衝撃などをビンビンに感じちゃうわけで。
そういう状態のタイヤを履いたことがある方は道路のわずかな轍にでも
ステアリングを取られるのを経験したことがあると思います。
タイヤのゴムがあるのであれば、それらの微細な振動などもゴムが吸収しちゃうわけで、
なので、山がたくさんあれば乗りごごちもよくなるわけですね。
で、ここまで減っていると当然グリップもしません。
そしてスリップも顕著に起こります。※進行方向に対して瞬間的に
で、例えば荷重移動を伴うコーナーリングを行ったとしましょう。
例えるなら鈴鹿サーキットのデグナー1個目を想像してもらうとわかりやすいかと。
そうなるとインリフトが起きやすくなるんですが、通常そのような状態だと今時の車は制御が入りますので、
実際にそんな風にはなりません。。。が、
ここまで減っている場合、瞬間的な空転もありえます。
そこでトランスミッションの変速があった場合、左右の駆動輪の差が大幅に広がって、
トランスミッションが変速可能な範囲を超えてしまう・・と。
>
それをインプットシャフトスピードセンサーが検知。
で、制御側が異常と判断し動作を制限しちゃうわけです。
まっすぐ走っててもシフトの遅延があったりしたので、直進でもその空転で左右差が起きてたと思いますが、
まっすぐだったので、まだ許容範囲内であった・・と言えましょう。
これ、Dのデキるサービスさんと話をしていて「一番可能性が低い原因」だったんですが、
まさにそれだっというオチ。
山もりもりのスタッドレスに変えたらピタッとエラーがなくなって、
でもって同じ荷重移動を伴いながらのシフトを実行してもなーんの問題もなくシフトを完了しちゃうんですよ。
再現上手なわたしが、しこたま試したんですが、その挙動がおかしくなることも一切なく。
ということで、ほぼこれが原因ということで間違いなさそうです。
ちなみにDのデキるサービスマンさんとの予想は
本命:メカトロ故障
対抗:スピードセンサーの異常
単穴:シャフトシール破損・グリス漏れの影響
連下:ギアの物理的破損
問題外:タイヤ左右回転差が条件から外れてエラー
ほんと、こんな感じw
結果を聞いたDのデキるサービスマン、うそーん言うてましたwww
そしてその後は謎のバースト自慢大会になるわけで(謎
あ、そうそう、エラーは治りましたが、DSGの動きがちょいギクシャクすることがあります。
これはいずれなくなるはずです。
これはタイヤがおかしい状態が前提でのクラッチの自動調整が行われたからで、
それらは乗るたびに調整が入ってじわ〜・・・と適正値に入っていくので。
今日の午後ではほぼ解消されてるような感じでした。
ということですが、DSGのエラーはそういう外的な要因でも起きる可能性があるってことですね。
もしその時にタイヤが減りすぎているならそれが原因ってのもありそうです。
もちろん物理的な破損もありえますが。
ちなみに前回出た旧乾式7速のリコールですが、発生率は数%以下。
で、問題が起きたパーツは強化樹脂パーツだと思ってましたが、
アルミのハウジングだったみたいです。
これまた驚きですが、97%以上は対象ではないらしいので、
対象部品の製造で不良製品が必ず出るんですが、
良品でも不良品に近いのものでそれらが起きた・・てことなんでしょうね。
で、この問題は現行7速乾式では出てないみたいです。
ということで、とりあえずは問題なく動作してますが、
また何かあればネタにしますw
うーん。ちょっとわくわくしたのになぁ
そうそう、Dデキるサービスさんに「さすがにこのタイヤは限界まで使いすぎ」と言われましたw
なので、限界チャレンジは今後しないことにしますw
さぁ、次はブレーキパッドやな。。
用意しとかないと・・
そんな感じでほぼコピペで終了。
ということで今日はここまで。
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