みなさん こんにちわ。
さて、世界は電気自動車時代に向かっていっていますが、その中で消えゆくモデルもあるわけで。
そしてある意味変わった車がその時を迎えました。
パサートNMS(New Midsize Sedan)のテネシー州チャタヌーガ工場での生産を終了したとのことです。
12月にはそれの最後の車がラインオフしたらしく、それは最後の限定モデル。
当初予定では2023年までは生産を続けるはずだったわけですが、それが前倒しになったのは電気自動車のラインを用意するためらしい。
チャタヌーガ工場は拡張され8億ドルの投資を受けているとのこと。
そしてその結果、iD.4とそのバッテリーがここで生産されるようになるらしい。
このNMS、実に変わったモデルで元はB6パサートです。
つまり、現行パサートの前の前のモデルということですね。
現行はMQBプラットフォームですが、基本的にV6を積めません。※アトラス除く。
そして吸気は前方、排気は後方と従来の搭載向きを逆にしました。
つまり、MQBに従来のVR6をポンと載せても逆向きになってしまうわけで。
そしてアメリカはV型エンジン大好きな国。
なので、以前のプラットフォームをリファインして続けていた・・ということです。
でも数年前からV6もディスコンになったりして、直4のみになったんですけどね。
今後はBEVのラインがそこにできるので、アメリカでの電気自動車攻勢が強まると予想されますが、
どれだけシェアを獲得できるかが、見どころだと感じます。
本日はここまで。
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