みなさん こんばんわ。
さて、世はBEV時代に突入です。
これのきっかけは「パリ協定」なわけです。
決して日本政府のきまぐれでも中国の策略でもありません。
なぜか日本ではこの「パリ協定」がガン無視されていますが、
世界はこれを軸に取り組んでいるので、日本でもゼネコンや発電所もこれの取り組みをしています。
つまり、2050年にカーボンゼロ を目指す企業が多いということですね。
そんなん無視しといてもえーやろ?・・という人もいますが、
appleの関連企業となればappleからそれを求められているので、そうもいきません。
そもそも国際的な枠組みに参加している国のそれらが無視ってあきませんよね。
なんにしても、地球温暖化の対応については「パリ協定」が軸になっているということを再認識する必要がありますよね。
ヨーロッパ勢がBEVに向かっているのは効率が高いからということと、
大気汚染を無くせるという一石二鳥があるからです。
その電気の前提は再生可能エネルギー。
水素はそれの余剰で考えられているわけで、メインストリームではありません。
もちろん特性から乗用車向けよりトラックなど大型で装置に無理がかからない構成のもので検討され、
定期的な管理のもとに置けるもの・・が前提となってます。
そしてe-fuelもメリットなしという研究結果が出てきたりも。
なにかとヨーロッパは熱心だなぁ・・と真面目に思います。
そんな感じですが、フォルクスワーゲングループのCEOであるヘルベルト・ディースは "気候危機は、私たちの時代の最大の課題です "と言っています。
そしてこんな説明が。
フォルクスワーゲンは、2018年にパリ気候協定にコミットした最初の自動車メーカー。
2050年までにCO₂ニュートラルを目指しています。
効果的な気候保護のためには、e-モビリティへの移行が重要です。
バッテリーを搭載した電気自動車は、あらゆるタイプの車の中で最も優れた環境フットプリントを持つことが、多くの科学的研究によって示されています。
これらの研究の1つは、2020年に3つの有名な研究所、グローバルコモンズと気候変動に関するメルカトル研究所(MCC)、ポツダム気候影響研究所(PIK)、ポールシェラー研究所(PSI)によって共同で発表されました。
重要なメッセージ:
e-carの気候変動に対する優位性は、近年大きく高まっています。
理由としては、バッテリー生産の進歩、バッテリー寿命の延長、欧州における再生可能エネルギーの割合の増加などが挙げられます。
「内燃機関と比較すると、電気自動車の生産にはまだ多くのエネルギーが必要です。
しかし、充電にクリーンな電力を使用する限り、数万キロ走行した後にはバランスが取れます」とPSIの研究員クリスチャン・バウアーは述べています。
これらの話が元にBEV化が進んで行ってるわけですね。
希土類を使わないモーターなどもできてきてますし、今までの常識がドンドン変わっていくのかもしれませんね。
そんな感じですが、フォルクスワーゲンはe-モビリティのグローバルマーケットリーダーを目指しているとのこと。
2020年にグループブランドが納車した完全な電気自動車は231,600台で、2019年の3倍以上。
プラグインハイブリッド車も人気が高く、190,500台(175%増)となりました。
うん、勢いありますね。
そしてフォルクスワーゲングループは2030年までに約70台のBEVモデルを発売する予定とのこと。
さて、2030年はどうなっているのやら・・
ということで、今日はここまで。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。