みなさん こんにちわ。
さて、世は電動化時代(ry
でも日本は後回しなのでつなぎの車が必要なわけです。
そこで電動化された車にするのか?内燃機オンリーでいくのか?悩み事が増えるわけですね。
そんなところにやっと日本でもゴルフ8がデビューとなります。
まずはハッチバックからですが、追ってヴァリアントも。
今回のゴルフ8はeTSIという48Vマイルドハイブリットがついてます。
この48V、特にBSGが多くなっています。
これを某メーカー信仰者はおもちゃとか言いますが、その某メーカーはヨーロッパではそこまで売れてません。
これはニーズの違いの結果とも言えます。
それがよくわかる動画がありました。
この方、実際にそれらを実際に試してみたらしい。
結果は・・
こんな感じですね。
ガソリン・ディーゼル・トヨタハイブリットとありますね。
ちなみにL/100kmというのが向こうで一般的な表記で小さいほど燃費がいいということです。
目安は5L/100km。これで20km/Lです。
トヨタはカローラ2Lハイブリットですね。THS2です。
さて、それとの比較をしていきましょう。
eco city、つまり速度が低い街中などではトヨタが強いですね。
でも90km/h以上になると・・
はい、オクタビアの2.0TDI(150PS)が強烈に強いですね。
このTDIエンジンはフォルクスワーゲンのそれと同じですが、日本でも導入されてますね。
つまり、速度域が高い状況が常用となると、VWのディーゼルが燃費がいいということです。
そしてトルクもディーゼルなのでモリモリ。
そりゃウケがいいわけです。
このエンジン、現行でも現役です。
現行はツインドージング仕様になってますが、ディーゼルゲートの印象とプラグインカーの勢いがあるために売ってても台数はそこそこらしいです。
ヨーロッパでディーゼルが強かった理由がこれでよくわかりますよね。
で、次はガソリンをみていきましょう。
オクタビアの1.5TってのはVW/Audiの1.5T Evo エンジンです。
MTですが参考値でみてくださいね。
意外となかなかのもんですよね。
で、上二つがeTSI。
1.5Tに48V BSGの組み合わせです。
せっかくなので日本導入になるハッチバックで比べましょう。
90km/h以上でカローラより良好な数値となっていますね。
それより上の速度レンジでも同様です。
はい、これでよくわかりましたよね
トヨタのハイブリット(だけではないんですが)は街中での低速域が得意です。
で、高速ではeパワーと同様な結果に。
日本の高速道でパイロンになってるそれらはこの燃費を気にしてそうなってるんでしょう。
一方欧州車は90km/h以上で強いですね。
アウトバーンな国ですが、利用用途でその高速域が多いのならばドライバビリティの差もあるので欧州車にメリット出るということでしょう。
ある意味日本の高速で欧州車のペースが速いのも、このあたりの感覚がマッチしてるからでしょう。
それでも2.0TDIは飛び抜けて燃費がいいですよね。
例えば新東名の120km/hだと2.0TDIは23.2km/Lです。
GOLF8 eTSIは17.8km/L。
カローラは16.1km/Lです。
やっぱディーゼルは高速域が強いですね。圧倒的。
そんな感じでその地域の実態で見てみると、なぜディーゼルだったのかがわかりますよね。
トヨタのようなハイブリットでない理由も同様。
目指す目的が違うってことですね。
ちなみにヤリスは売れてますが、あれはシティコミューターだからでしょう。
つまり街中利用が多くニーズにマッチしていると思われ。
ということでヨーロッパでのトヨタのシェアが5.8%とアメリカ・中国と比べ全然少ない理由がこれでわかりますよね。
逆にヨーロッパでVWグループが強い理由もわかりますよね。
まぁ、VWグループはシュコダやセアトとか地域を跨いでいて
国産車扱いになっているという意味もあるんでしょうけど。
トヨタが日本で強いのと同様ですね。
あれ?欧州で強いと言われるマツダが・・そっとしておこう
そんな感じですが電動化な世の中、10年以内に内燃機オンリーの新車販売はなくなる雰囲気がありますので、速度のアベレージが高い人は今だからこそディーゼルってのもいいかもしれませんね。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。