フォルクスワーゲン VW

パサート燃料ポンプリコールはフロートが原因と推測

雨ふっとるやないか!@仙台

そんな朝を迎えております。
今日は山形にいってきますよ
ちょっとは観光できるかな?
そんな感じですが、

昨日の燃料ポンプのリコールの件ですが、これってポンプ本体の話ではないんですよね。
普通に考えてくださいよ。
ポンプ本体が斜めになる要素はゼロです。
で、これで問題になってるのは燃料ゲージの正確さなんですね。
推測ですけどね、たぶんこれは・・
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燃料ゲージ用のフロートの動きが悪いだけだと思います。
なんだったら動かない・・みたいな。
これって軸を中心に水平を保つようになってるんですが、これが動き悪くて固定になってるんだと思います。
例えば・・
イメージ 2

満タンの時、本来フロートは水平なのが、青枠のように縦になってる・・とか。
あ、画像はベンツBクラスの燃料ポンプです。
これが続くと燃料が減っても浮力がありすぎるので実際の液面よりも高い位置にいようとします。
つまり、燃料が減らない。
このままフロートが回らなければ減って行くにつれてフロートは水平に。
つまり、ゲージ後半で減りが早くなります。
最終的には空で水平の位置にくるのでゲージを宛てにした結果のガス欠はないはずです。
警告も間に合うタイミングですね。
で、問題はこっちかも?
イメージ 3

減った状態でフロートが水平でなく青枠のように縦。
この状態での固着の場合、満タン時のフロートは水平です。
つまり前半は燃料系の動きは正しいのですが、減るにつれて多めに表示。
ガス欠表示のころには本気で燃料がない状態に。
このフロートがちゃんとうごかない理由が、日本の気温にあるのか、環境にあるのか、ガソリンにあるのか・・はわかりませんが、わたしの車は最初減らずで後半どーんと減るのがずーーーーーと続いてるので、おそらく部品の問題なんじゃないの?・・と思ったり。
で、これでも給油を早めに入れる人は問題にぶちあたることはないですね。
震災以降は燃料は余裕をもって給油・・て人が多いと思うので、
これにぶち当たる人はギリまで使う派の人なんでしょうね。
そんな感じでポンプ本体云々ではないと思うわけです。
ちなみにこのネタで色々見てたらやっぱバカを発見できます。
VW//Audiってポンプの不具合おおいよね~・・みたいなの。
メーカーとわず、ポンプは消耗品です。
なので程度問題でどんな車も突然はしれなくなります。
輸入車は4年6万キロとかのペースがおおいかも?
国産は10年10万くらいまでは大丈夫なのがおおいような。
なので半永久に動くものではないです。
なぜか?
ポンプの中身はモーターだから。
つまり、ブラシを接触させて回してるんです。
このブラシと相手のコミュテーターが減ればトルクが確保できなくなります。
どういうことかというと・・
イメージ 4

ポンプのアッセンブリーをバラすとこんな感じで、銀のがポンプです。
これに通電してこの中身のモーターが回るんです。
イメージ 5

ポンプのみを取り外して切ったのがこれ。
左が本体です。 で、下側から吸って、中を通って上に抜けます。
ええ、モーターの中身を通過してます。
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並べるとこんな感じ。
右側から吸います。
イメージ 7

吸い上げるのは右端の小さいギザギザ。

れで送ります。
で、モーター内を通って上側に抜けますが、画像左にある黒いのはブラシ。
このブラシは極限まで減ってます
イメージ 8

こんな感じです。
左右で摩耗が違いますね。
左は芯線が見えてます。
これが・・
イメージ 9

こういうガイドに沿ってながーいのが入ってます。それがスプリングで押されて
軸についてるコミュテーターに押し付けられます。
これ見たらわかりますが、赤ラインがブラシの上です。
ガイドは上までありますが、本来このガイドの2/3くらいの高さまでブラシはあったわけで。
それくらい摩耗した・・てことですね。
で、
イメージ 10

そのブラシがあたるところはコミュテーターといいますが、
こっちも摩耗します。
見てのとおりガタガタ。そして汚れも付いてたり。
ブラシが減って、コミュテーターが減って、汚れが入って、結果通電しにくくなって最後は回らなくなります。
あ、ここもガソリンが通りますよ。
つまりガソリンが潤滑油です。
ここでピンときた人はセンスあると思います。
そうです。
イメージ 11

このブラシの部分がガソリンに常時浸かっているほうが摩耗は少ないです。
※画像の赤枠がポンプの位置です。フロートは満タン時
ガソリンがそこそこタンクにあるときや、ガソリンが少なくても駐車時間が短いのであれば、ポンプ内の圧が残るのでコミュテーター部分にガソリンは残ります。
ただ、ガソリンが少ない&駐車時間が短い・・とかでポンプの圧もなくなったときはガソリンはタンク側に降ります。
つまり潤滑は悪くなります。
まぁ、程度問題ですが。
よくガソリンは空にしないほうがいい・・てのはこのような状況になるのと、
タンクが錆びる可能性あがるからですね。
そんな感じですが、ポンプが消耗品ってのはこれでよくわかるかと。
ポンプが故障した → 間違いです。
ポンプが寿命を迎えた → 正解です。
ポンプの不具合が多い →  ポンプの寿命で、程度問題です。
こういう間違いを犯すひとは、LED電球などがつかなくなっても
「LEDが切れた」って言うんでしょうね。
違います。それは電源が問題なんですよ。
LEDの寿命は長いですが、電源の寿命は10年持ちませんし、熱によっては・・
あとね、LEDのブルーライトが!・・ていってるひとはハズキルーペが大好きなんでしょうけど、ブルーライトが害がないのははっきりしてますよね?
それよかHID、つまりキセノンは有害ですよ。
紫外線バリバリなので。
世の車からキセノンヘッドライトがなくなってる理由は大電力&熱&有害波長のせいです。
面白いことに大きな流れはハロゲンとLEDになってたりします。
そんなことで、ものの中身がわかってしまえば、付き合い方もよくわかるわけで。
あれですよ。奥さんの性格をよく理解してしかれている風を装いつつ、手のひらで転がす・・みたいな感じっていうんですか?
そんな感じですが、こういう機会に勉強するのもいいと思います。
そんな感じですが、この件で一番いいのは、この止まれば最悪な消耗品であるポンプが無償で新品になるってところです。
正直フロートなんてどうでもいいです。
このポンプ、ベンツだと部品だけで6万コースです。
※正規流通品
それが3年目あたりの車両が多い中でリフレッシュですよ。
工賃込みでも6~8万相当が無償!
ほんとリコールという名のプレゼントですよw
いやぁ、益々乗り換えるきっかけがなくなっていくぅ~!
ということで今日はここまで。
さて、山越えしますか・・


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