今日は本気で寒いっすね
床暖房内の水が凍ったのか、床暖の湯が上がってきて温まるのに1時間かかりましたよ。
これで雨なら雪に変わるなぁ・・降らないかな？・・とちょいwkwkしてます。
ほら、降ったら東京パニックになるでしょ？
あれ、定期的にないとノーマルタイヤで乗ろうとする人らが減らないので。
まぁ、色々麻痺しますけど、そういうあり方も変わるきっかけなのでいいんじゃないでしょーか？
台風も地震もそうですけど、そういう時にどうするか？・・てのを考えておくことは大事ですよねぇ ええ、もちろん事業者レベルでの話。
そんな感じですが、今日は北米VWについて
北米のVWってその土地向けのものがあるんです。
アトラスもそうですが、パサートも有名ですね。たぶん。
でもそのパサートはNMS(New Midsize Sedan)というものでドイツ本国や日本のそれとは全く違います。
これが何かというと、早い話がB6/B7パサートベースの車ってことです。
なので、どことなく古さを感じますよね。
この絵は先日発表された新型ですけど、相変わらずの成りです。
見ての通り、なんとなく古さ全開。
で、なんで北米がこれを使い続けてるか？
なぜB6/B7のままNMSにいったのか？
これはすっごく簡単な話。
北米＝V6です。しらんけど。
現行MQBはそのままじゃV6乗らないんですよ。
ええ、いわゆるVR6です。
MQBになってからエンジン搭載方向は反対に。
つまり、前方吸気、後方排気になりました。
旧プラットフォーム、つまりゴルフ６系は元々前方排気、後方吸気だったわけですね。
Q３も前期はそうだったはず。
こんな感じ。
これが途中からがんばって・・
反転させて今風になりましたけどね。
これはスペースがあったからでしょう。
じゃあ、VR6も反転させれば・・とはならんのです。
このQ3の場合、上のは古いエンジンとトランスミッション
下のは反転させるために全てを逆にしたものなんですよ。
タービンとかの回転方向も。
つまり、既存のを反転させたわけでなく反転用に作った新たな組み合わせを積んでるってことですね。
じゃあアトラスは？・・と思いますよね？
これはパサートR36のエンジン 後方吸気、前方排気です。
で、
ね、同じでしょ？
つまり、アトラスはMQBで反転させたエンジン搭載方向を
旧VR6エンジンを載せるためにまた反転させて搭載させたんです。
なぜそうしたか？
V6ニーズが高いということです。
アトラスの場合は巨体ですので、どうにでもできたんだと思いますけど、
通常MQBでは無理でしょうねぇ。
アトラスの積み方見たらわかりますが、バルグヘッド側が結構空いてますので、
結構無理してるのがわかりますよね。
拡幅もしてるし。
じゃあVR6の反転バーションを作ったらいいやん？・・とか思うでしょ？
ぜ～んぶ新規でそれらを作らないといけないんですよね。
それを縦置きに使えれば別ですが、縦は回転方向が変わってないわけで。
それを反転させるということはトランスミッションも変えないといけないし、
それやったら他の既存製品との互換がなくなりすぎるのでやりませんわね。
普通は。
でもって時代は環境云々で低排気量ターボがトレンドです。
横置きで使えるエンジンは2Lもありますし、５気筒もあります。
これらで十分従来のVR6を積んでた性能は出てるわけです。
例えば本国のパサートなんかは2Lターボ280PS ４motionがあります。
よーいどん！・・したらR36より速いですよ。
中間域ももちろん。
そういう時代ですので、改めてVR6を横置きで作り直すか？・・とはならんのです。
重いし曲がらなくなりますし。
現行MQBにVR6が載らない・載せられない理由はそんな感じです。
上の画像のモデルではVR6はディスコンになったみたいですが、このNMSが続いている背景にはこのVR6を載せる・・というのが根底にあります。
じゃあ、なんで新しいモデルもNMSのままなの？・・ですが、
考えられるのは
・やっぱVR6積むつもり
・ラインの都合
まぁ、そんな感じでしょう。
日本でもV6神話ありますけど、あっちはもっとあるんでしょうねぇ
これらは現地（＝拡大解釈して陸続きの大陸単位）で生産しているからこそ起こることですね。
あとガソリン価格の違いとか。
日本は完全に輸入なので、いろんな都合があって本国のが入ってくるわけです。
中国製やメキシコ製・北米製が入ってこないには理由があるわけですね。
まぁ、そんな感じなので地域別のそれらのプロダクトが行われてるわけで、
これらが本国とリンクしてるかというと意外とそうでもないわけです。
特に中国生産のものは全く別物と思っても良いです。
これはまたのネタにしますえけどね。
ということで、NMSとはなんぞや？っていうネタでした。
でわ
