国産車と輸入車との違いって色々あるわけです。
販売のルートもそうですし基本的な思想も違います。
で、これって特徴的ですよねぇ・・てのがオイル管理について
アウディやVWに限らずヨーロッパ車はロングライフオイルが使われる傾向があります。
その理由は環境対応(という理由)
廃油って難儀しますよね?
それの削減もあるんですって。
まぁ、それだけでなくこの新規格のオイルはほんとに色々とハードルが高いみたいっす。
つーまーり、その前程でエンジンも設計されてるってことです。
その前程の一つはオイルも一緒に燃えるという構造。
なのでじわじわとオイルも減っていきます。
減った分は同一グレードを補充するわけです。
その方法で2年30000キロまで使えるってのが売り。
このようなイメージです。
その規格ですがVW/audi は 504 00 というもの
この通りマニュアルにはそのように記載されてます。
逆に、これ意外が指定されていません(笑
つまりそういう事です。
それ以外使うな
それが前程。
上にも書きましたが、エンジンはオイルがその前程で設計されてるからそれ以外は保証できないよ・・ということ。
実際、504 00 指定の車にそれ以外のオイルを入れてエンジン壊した(壊れた)方も居られますので、ほんとにそれくらい意味があるものかも?しれません。
一時期アウディA4などでオイル消費が多すぎて問題になりました。
・・というより日本人が問題にしちゃったんでしょうね。
結果、インポーターは対応に迫られ、行ったことはピストンリングやピストンの交換。
つまり、減らない仕様を作っちゃった訳です。
たぶんですけどね、結果フリクションが上がってると思うの。
この対応を行った結果だと思いますが、B8 A4は末期まで211PSエンジンのまま。
※本国ではFL後に仕様変更が入ってCDNエンジンから全てCNCエンジンに変わって225PSになりました。
つまり、オイル対策をした結果、その対策エンジンを製造ロットの分すべて引き取れよ・・となったんだろうと思われます。
これが以後の「謎の日本仕様」が作られるきっかけになったんだろうなぁ・・とも感じます。
例えばFL A3、噂では本国に設定されていない1.4T 122PSエンジンが日本仕様に乗るみたいです。
これももしかしたら・・
そんな感じですが、オイルとエンジンは密接に関わっているということで、
ヨーロッパ車については特にその傾向が強い・・という風に思うのが良いでしょう。
その504 00グレードは純正以外に承認を受けた社外品もあります。
これとかですね。
この規格は見れば見るほど納得仕様。
BMW Longlife 04
メルセデスベンツ MB-Approval 229.51
メルセデスベンツ MB-Approval 229.31
フォルクスワーゲン VW 504 00 / 507 00
ポルシェ Porsche C30
プジョー・シトロエン B71 2290, B71 2297
このオイルはこれらの承認を受けてます。
なんとなく安心感がありますね。
そんな感じでそういう指定ですから選択肢はありません(爆)
純正を使うか、上のもモービルを使うか、
お高級なMOTULを使うか。。。
まぁ、そんな感じで量販店でテキトーに選んでいれて・・はその後のトラブルの元になりかねないということで、
そのあたりが国産とは大きく違うと思っていいと思います。
昔の車は違うんでしょうけどね~
直噴ターボだと色々あるんでしょうね。
わたしはこのあたりはメーカー指定でいきます。
アウディを3台のってましたが全てディーラー任せでロングライフな使い方をしてましたが何の問題もありませんでしたので。
当面は・・
手元にあった504 00を継ぎ足して使います(笑
では~