フォルクスワーゲン VW

輸入車ってこんな感じで国産車とはちがいますよ

なーんてことを書いてみましょう。

輸入車は文字通り輸入している車です。
日本では製造してません。
なので、生産国より送られてくるわけです。
船で。
で、港で陸揚げされチェックされたあと、販売店へ納入され、
ユーザーへ引き渡されるわけです。
なので基本的には出来上がったものが来ます。
また本国の仕様を日本の法規や言語に合わせたかたちで販売店には納入されます。
ナビなどは日本のサプライヤーが日本向けのものを作っています。
見た目は同じで中身も基本的に本国と同じですが中身を変えているということです。
なので、色んなエラーが出てもそれはほぼ本国のデフォの仕様で、
ある意味デバッグが甘い・・ということで故障ではなく仕様です。
日本車で日本製造のものはほぼオーダーです。
なので仕様なども自由に選べて好きな仕様を作れます。
受注生産に近いです。
これらが大きな違いでしょう。
これは立場が入れ替わればそれらも逆転するわけで。
なので輸入車でオーダーをかけると4ヶ月かかるってのは常識的な話です。
オーダーを受けた、本国に流す、予定を立てる、作る、完成検査する、
船積みを待つ(←じつはここが一番時間喰うんでしょうね。予定の開いているところに乗せるのでタイミング次第)、船で輸送(←けっこうかかる)、陸揚げ、検査、陸送のタイミングまで保管、積載車にて搬送、販売店に納入。
これがそのオーダーのために行われる訳です。
売れてるから納期が長い・・ではなく、これらの都合納期がかかるわけです。
ですので通常は吊るしの在庫品から選ぶことが多くなります。
これはインポーターが予想し発注をかけたものです。
多くは国内在庫と船で運んでいる車両を指します。
もちろん国内在庫は納期が早いです。
ただ国内在庫といっても店頭在庫とメーカーのストックヤードのものでは扱いが変わります。
販売店の在庫は整備済み
メーカーのストックヤードのものは整備前となりますので、納期に差が出ます。
それら日本国内在庫は結果的に売れ線仕様が多くなります。
パサートなら99.9%OPのLED付き
トレンドラインも99%入ってこず、
わたしのサントロペも数%。
アウディも同じ。
B8 A4の時はハロゲンなんてほぼなし。
でもってB&O付きも数少なかったり。
で、これらの基本的な車体の構成は本国と同じになります。
なので本国で無いものが日本仕様に付く事はほぼないです。
特にエンジン。
なので日本に入ってくるものを予想するとすれば本国の仕様を見ればいいんです。
ちなみに輸入車のモデルサイクルは多くが6~7年です。
3年程度経過するとフェイスリフト、いわゆるマイナーチェンジがあります。
それは意匠の変更も入りますので、フルチェンと勘違いする方も多いですが、
ただのマイナーチェンジです。
それに加え年次変更があります。
これは毎年じわじわ変わる仕様変更のこと。
MBはこれで中身が結構変わるときがあります。
既存ユーザーを裏切ったのか!・・と思うくらい変わる事も(笑
そのタイミングは実は予測できます。
ベンツはコマンドシステムの変更が定期的なので。
VWなども同じ傾向です。
ちなみに年次変更で例えばディスカバープロに新機能が追加されたとしても、
過去のモデルがディーラーなどのアップデートで同仕様になることは100%無いです。
商売ですからね。
その年次変更で車種追加はありえても既存エンジンの変更はありません。
エンジンが変わるのはあってもフェイスリフトのタイミングです。
そんな感じですが、だいたいは本国発表の半年後に日本に入ってくることが多いです。
ベンツについては前倒ししてくる傾向がありますが・・
そんな事をまずは第一弾でつらつら書いてみました。
なんでこんな事を書いたか。
意外と知らない人が多くて国産車と同じように思っている人が大いので。
同じ車でもそれらの制約が大きく違うので、輸入車はある意味それらを理解して乗るべきものなんだろうと思います。
輸入車に広い意味でエンスージアストが多いのはそのせいでもあるんでしょうね。
わたしも端からみたらそうなのかもね?
では。


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