メルセデスベンツ

C63のエンジンは4Lツインターボ

次期C63AMGのエンジンですが、ついにツインターボ化です。
このエンジンはAMG GTと同じM178エンジン。
スペックはGT用と同じだとすれば・・
型式 M178
V型3982cc8気筒ツインターボ 
ボア83.0mm×ストローク92.0mmのロングストローク
ドライサンプでターボはV型のバンク内に設置。ブースとはMAX1.2bar。
インタークーラーは水冷。圧縮比は10.5。リミット7200rpm。
もちろんピエゾインジェクターの直噴で燃料圧力は20MPa
ブロックはアルミのクローズドデッキでシリンダーはナノスライドテクノロジーでホーニング。
低フリクション仕様になってるとの事。
ちなみに重量は209kg
そんなエンジンは510PS/6250rpm、650Nm 1750-4750rpmのパワー・トルクを絞り出します。

C63Sにはこのスペックのまま。
通常のC63は476PS
エアクリーナーボックスとかのレイアウトは変わるでしょうけどメカメカしててかっこいいですよね~
これタービン真上なので雨の日はボンネットから湯気出そうな予感w
ロングストローク(トルク型)で直噴+ターボは最近のトレンドですよね。
ロープレターボは全部こんな組み合わせ。
ちなみに新型C180は直噴ターボでもショートストロークですが、基本的にはロングストロークと比べ低速では排気圧があがりにくいはず。なのでターボを低回転から効かすには不向きなはずなんですけど、なぜか1200回転から最大トルクを発揮してるんですよね~
これは直噴と細かい制御の賜物かもしれません。

尚、一般的にはショートストローク型はロングストローク型に比べて低回転域でのトルク特性に劣ります。
高回転域では充填効率の向上や摺動抵抗増大も比較的軽微なので出力の向上が見込まれます。
また同じ回転数でもロングストロークに比べピストンスピードが抑えられます。
その分エンジンへの負荷は低減されるという事ですね。

まぁ、そんなこんなですが、一般の方は単に回転フィーリングの差を感じる事しかないような気がします。
もちろんショートストロークのほうがより軽く気持ちよく回転するってのは言うまでもありませんね。

そんなこんなですが、話をもどしてAMG。

やっぱブレーキはごついです(汗)
リアブレーキもおっきくてドリルドです。
今のところはマフラーとリアアンダー以外は違いはなさそうですね。
オーバーフェンダーでもなさそうですし。
C63は来年早い時期に本国発表みたいですが、C63=6.3Lでも630PSでもなくなったので、どういう理屈をつけてくるかに興味があったりします(笑)
どちらにせよ、これらのハイパワーエンジンもダウンサイジングが進んできているって事ですよね。
ターボ屋さん、需要が増えてにっこりですね!w


Follow me!

-メルセデスベンツ
-

PAGE TOP