続き。
後ろは純正指定値内なので放置プレイ。※トータルトーで。
でフロントのみの調整。
で、調整方法のヒント。
・２４mmのロックナットは反時計回しで緩みます。
・ロッド（１５mmスパナ等でまわすほう）は時計回りでタイロッドエンドに入り込んで行くので結果トーイン側へ動きます。
逆に反時計回りはトーアウト側へ動きます。
・ロッド１回転はネジ山約1.4mm分移動します。1/2だと約0.7mm
・マークを入れると目安が出来て楽です。
そんな感じですが、
１）取りあえずマークをタイロッドエンド・ロックナット・ロッドに入れます。
２）ロックナットを緩めてタイロッドエンドとロッドのマークに合うようにロックナットのマークを合わします。
３）この状態でロックナットに触れないように１５mmでロッドを回せばロックボルトも供回りしますので１回転させてマークが直線上に並ぶようにすればブレが少なく調整できますし、元にも戻しやすくなります。
４）１／２回転の時はロックナットの角を利用します。角にマークを入れて、その反対側にもマークを入れますロックナットの片側のマークをロッドに合わせ半回転するとロックナット反対側のマークが表に出てくるのでタイロッドエンド側のマークと合わせればブレが少なく調整できます。
で、タイロッド１回転でネジ山で1.4mm動きます。トーはこの測り方で約6mm動きます。
タイロッド1/2回転でネジ山で0.7mm動きます。トーはこの測り方で約3mm動きます。
タイロッド1/4回転でネジ山で0.35mm動きます。トーはこの測り方で約1.5mm動きます。
全て片側です。
こんな調整でこれだけ動くので、厳密に調整しても下ろしたら絶対に誤差が出ます。
ブッシュのたわみやガタが必ずあるので。
なので、純正値の誤差範囲に収めりゃいいよね？って考えです。
ましてや路面変化が激しい一般道ですしね。
ちなみにキャンバーとかは調整できません。
じゃ、なんで測定すんだ？規定値ってなに？ってなりますが、それはアームが曲がってるかどうかの確認用です。ブッシュが原因の場合とかもありますが。
規定値の範囲を超えたらそれらを交換しないと元にもどりません。
そんな感じですね
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