さて、アウディQ7が発売になりフェアをやってたみたいですね~
面倒だったので行きませんでしたけど(笑
で、最近思うのはレーダーシステムのしきい値について
各メーカーの特徴・考えがすごく出てて(欧州車の中身は全部ボッシュですけど)、
認識しているけど表示に出さないとか制御入ってるけど入ってないようにしてるとか
よーくチェックしてると面白いもんです。
よくある雑誌などでの評価は、インジケーターなどの表示等にて「認識してる!」「認識してない!」の二元論で見られており評価方法としては浅く上っ面だけでの評価と思うんですよね。
わたしはレーダーシステムの評価方法は低速だけでなく実用的に走行したときの制御を総合的に判断すべきだと思ってます。
基本、常時ドライバーが意識をしてコントロールしているわけで、
それの補助がどのような感じで行われるか?・・がポイントだと思うんですけどね。
前に何度も書いてますが、わたしのB8の単発レーダーでも走行中、前車との相対速度がわずかなときのじわじわした接近の際に、近寄るにしたがってサーボ圧が高まって気持ちゆるーいブレーキがかかるんですよ。
インジケーターの表示無しで、恐らくブレーキランプも光ってない。
気持ちエンブレが強くかかるイメージ。
それにより走行中のそういう微調整が楽になってるんですよね。
渋滞中などでブレーキ頻度が少なくなってる人は運転が上手くなったわけでなく、エンブレが良く効いてるわけでもない可能性がありますよ(笑
※レーダーシステム搭載車に限る。
運転ってのは0か100じゃなく連続的な動作をしているわけですよね
また現状のシステムってのは自動運転ではなく運転補助となってます。
だからその連続した中でどのように介入してくるか???が評価ポイントになると思いますが、そういうのってなかなかわからんもんだから難しいんでしょうね。
そしてこれから増えていくと思われるトラフィックジャムシステム、
欧州車は車線キープと前車追従がセットになるものが多いと思うんですけど、
ベンツやアウディはド渋滞の中でもきっちり仕事をしているという認識です。
まさに自動運転。
通常走行では緩くなるのにバシッと制御してます感があるんですが、
同じシステムでも条件によってそれだけ動作が違うってことです。
それらの自動車メーカーは違えどレーダーシステムの中身はボッシュ。
で、味付けは各々違う訳です。
あれですよ、Cクラスで高速などの出口渋滞でライン越えて寄せようとすると制御が入って警告出てブレーキかかる・・のが、
アウディは力技でそのままいけるとかブレーキ制御まで入らないとか・・
そういう味付けの差。
そんな感じなので、センサー類は常時稼動で認識はしているけど、それらの程度によって動作のプロセスがメーカーで違ってて明確な動作内でもインジケーターに表示しない、もしくは動作をカットする、まれに表示も何もでてない状況でひっそり介入・・ということが意図的に行われているのが今のレーダーシステムです。
はい、しきい値ですね。
そういう目で比べると面白いこと見えてくるかもしれません。
で、今後の予想。
この手のシステムはボッシュがしこたまパテント取ってるはずなので、
ボッシュを使ってないメーカーは今後の自動化などで苦労すると思います。
もしかすると決定的な乗り越えられない差がでるかも?
まぁ、その時はボッシュつかうんでしょうけど。
では。