アウディ

文系・理系、化学・科学・・てそんな問題でなく

とあるSNSで見かけたので書いときましょう。
簡単に書くと・・

「タイヤに窒素を入れてる場合、GSなどで窒素ですと告げるのは面倒。バルブキャップにそう記載があるのは良いですよね♪」という感じ。

ツッコミどころは2点
・窒素
・N2と記載のあるバルブキャップ

まず「N2と記載のあるバルブキャップ」ですが市販品は山ほどあるわけです。
この話題はとある店のオリジナル商品を紹介されたので・・・となってたわけですが、
そもそもそういうバルブキャップの存在も知らなかった様子。
また、そのバルブキャップがどう見ても「重たそう」

まずはその「知らない」というところがね・・
自称IT系ならばggrksとも思うんですわ。

あと、その重さってホイールバランスに影響あるんですよね。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/41IWH69h-0L._SL500_AA300_.jpg

こういう内締めのバルブだと変形少ないからバルブキャップを替えても元のキャップもアルミとかだから影響は僅かでしょう。

http://ecx.images-amazon.com/images/I/31gB9KxTA9L._SL500_AA300_.jpg

でもこういう引っ張ってはめ込むタイプのバルブは頭を重たくすると振れやすくなりますよ。
おまけに引っ張ってはめ込んでるだけなので、ゴムの劣化もあるわけで・・
程度の問題かもしれませんが私はこの手のバルブの場合は、
樹脂キャップ以外は重たすぎると考えますし、バランスに影響が出ると考えます。

あと窒素について

前に書きましたが・・・

これってね、「私はカモです」って言ってるようなもんだな・・と。
SE○もそうですけどね。

まず空気ですが・・

空気(くうき、英: air)とは、地球の大気圏の最下層を構成している気体で、人類が暮らしている中で身の回りにあるものをいう。
一般に空気は、無色透明で、複数の気体の混合物からなり、その組成は約8割が窒素、約2割が酸素でほぼ一定である。また水蒸気が含まれるがその濃度は場所により大きく異なる。工学など空気を利用・研究する分野では、水蒸気を除いた乾燥空気(かんそうくうき, dry air)と水蒸気を含めた湿潤空気(しつじゅんくうき, wet air)を使い分ける。

前に書いたブログではこの湿気(水蒸気)が諸々の変化の原因と書いてます。

その窒素の比重(大気比)は0.97、酸素の比重は1.11です。
空気のほうが重いんですね。

まぁ、これが混ざってて比重の差もわずかなので、重力の影響もほぼなく対流もあるので、層になることはないんですけどね。

で、タイヤの空気ってバルブから入れますよね。
入れる前は1気圧でなにがしの空気がはいってるわけです。

それを2.0とかおおよそ倍以上の空気を詰め込むわけです。

で、入れるところは1つだけ。出口はなし。
という事は元の1気圧分は普通の大気です。

はいこれでわかりますね。100%窒素には出来ないんです。

まぁ、そもそも窒素入れるメリットって何よ?って思います。
日本の四季は温度変化があります。
それの変化のほうが大きいと思うんですけどね。
タイヤも気温の影響あるわけだし、ダンパーについてもそうですね。

で、これらって車好きならなんとなく理屈などはわかるような気がするんですよね。
車好きにも色々あるので決めつけもよくないのはわかりますが、
自動車メーカーが人と時間・金をかけて作った車やその材料には理由があるんですわ。
それが知識たらない人がこうなるはずだ!みたいなノリでやるのは、ほぼ劣化チューンになったりするわけです。
もちろん実験としてするのはいいと思いますよ。
失敗や怪我事故から得る経験は必要ですから。

でもね。良い歳してそこに気づかない人っていかがなもんかな?・・と思うんです。
正直車が泣いてるわ~・・と思ったりします。

そう言うひとたちが居るので世の中回るのかもしれませんね。

ただ人を乗せる・命を載せる車なんだからもうちょっと考えて理解して行動してもらいたいもんだなぁ・・と。
で、タイトルの
文系・理系、化学・科学・・てそんな問題でなく車好きなら理解しようよ・・になるわけで。

お金持ちの人でこういう恥をかかない一番良い方法としては、
ポルシェやフェラーリなど純正チューン・カスタマイズが揃ってる車を
オーダーをかけて「そのまま」乗るって事なんでしょうね。
メンテも全てディーラーでやっちゃって。
本気でオススメしますわ。マジでマジで(笑)


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