みなさんこんにちわ
あるいはこんばんわ
さて、世は電動化なわけですが、日本は遅れていると言われています。
それはそれは先進国と比べると顕著でその形は国内自動車メーカーと歩調を合わしているよう。
「腐敗の匂いがするなぁ」とテッシーは言いましたが、利権ガチガチな日本社会をある意味で象徴するような出来事に未来では言われそうな気がします。
そんな日本もパリ協定に合意している以上、進む方向は同じ。
なのでどこかのタイミングでシレッと推し進めると思うんですが、それはやはり国内自動車メーカーの顔色を伺いながら・・なんでしょう。
その方向性はすでに発表されていますので、気になる方はググってくださいね。
で、近年の日本の自動車業界は合理化という車種整理が進められOEM祭りになっているわけですが、
これは海外メーカーとは真逆な展開となっており、この流れも社会構造の問題が出ているなぁ・・とも感じるわけで。
それが酷く出ているように思われるメーカーがスバルです。
トヨタの子会社になったと言っても過言ではない状況なメーカーですが、
その後の展開が最も憂慮される国内メーカーでもありましょう。
※トヨタが筆頭株主で20.02%となってます。
なぜか？
水平対向エンジンに未来が無いからです。
燃費的にも排ガス的にも厳しく、そもそも水平対向をフロントに積むというエゴを通すにはもう無理が出てきています。
そして現在のラインナップを見ててもオリジナリティなんてどこかに消えたようなもんで。
例えば軽自動車ラインナップ。
・シフォン
・シフォンカスタム
・ステラ
・ステラカスタム
・プレオ＋
・サンバーバン
・サンバートラック
これだけありますが、これ全てダイハツ製です。
そして乗用車を見ていきましょう。
・REX → ダイハツ製造
・ソルテラ→トヨタ製造
・ジャスティ→ダイハツ製造
・クロストレック
・インプレッサスポーツ
・インプレッサG4
・インプレッサS4
・レヴォーグ
これらは同一シリーズ
・アウトバック
・フォレスター
これらは上記のセグメント違い
・BRZ → 86ネームでも製造
このような感じです。
真面目に見た場合、18車種中半分がダイハツです。
トヨタの完全子会社のものが半分を占めるという。
そして独自なのは８車種となりますが、内５車種はボディ形状違いでほぼ中身は共通。
ルノー日産三菱アライアンスな三菱は表向き同じ車種数ですので比べて見ましょう。
ちなみに三菱の筆頭株主は日産(34%)ですがアライアンスでは同格扱いとなっています。
・アウトランダーPHEV→日産のエンジン＆プラットフォームでOEMっぽいけどちょっと扱い違うもの
・エクリプスクロスPHEV→三菱
・エクリプスクロス→三菱
・RVR→三菱
・デリカD:5→三菱
・デリカD:5アーバンギア→三菱
・デリカD:2→鈴木
・デリカD:2カスタム→鈴木
・ミラージュ→三菱
・ekクロスEV→日産
・ekクロス→日産
・ekワゴン→日産
・ekクロススポーツ→日産
・ekスポーツ→日産
・タウンボックス→鈴木
・ミニキャブミーブ→三菱
・ミニキャブバン→鈴木
・ミニキャブトラック→鈴木
三菱独自は7車種
日産は6車種 ※アウトランダーはここ扱い
鈴木は５車種
三菱の7車種は４バリエーション。
鈴木は提携による供給ですね。
似たような感じですが、スバルは展開の少なさとトヨタ子会社からの供給が多く、そのほかとの提携はないです。
そして三菱は日産からの出資がスバルと比べて多いわけですが、その展開で日産の車種は軽に集中。
そして別途鈴木からも供給を受けています。
不思議とスバルのほうが押し付けられ感が強いように感じるわけです。
「ほら、おまえ子会社ダイハツの車供給してやるから売れよ」
そんな言葉が聞こえそうです。
ソルテラにしても同様です。
まぁ、知りませんけど。
で、三菱はなんやいうて電動化が明確に始まっています。
中国合弁会社ではBEVも販売していますからね。
アウトランダーの日産具合から考えると、アライアンスを活用したBEV化もすぐにできそうに思いますが、なんにしても見え方がこれだけ違うという。
で、思うわけです。
遅かれ早かれスバルの水平対向はなくなるでしょう。
ポルシェのように残す策を汎用車では使えないはずです。
であるならば、スバルは何を売っていくのか？
独自でBEVを作るのか？
でも今のパターンだと明らかにトヨタに飲まれちゃいますよね。
スケールメリットを出す必要もありますし。
となるとトヨタ&ダイハツの車両を売っていくのか？・・となるわけで。
一番良いのは「実は独自でBEV作ってたよ！」なんですけどね。
まぁ、無理でしょうねぇ（ﾄｵｲﾒ
トヨタのTNGA-K/e-TNGAのラインが群馬にできる日も遠くないように思います。
本日はここまで。
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