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ユーロ7排出基準草案、ブレーキダストの排出量まで規制されるとか

 
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みなさんこんにちわ
あるいはこんばんわ
さて、世の流れは電気自動車ということで、欧州はゴリゴリに進んでいっていますよね?
念のために書きますが、これはパリ協定の目標に対してのアクションの結果です。
なので欧州自動車メーカーでもこれにネガティブな企業もあったわけで。
でも2035年のゼロエミッションは確定したので、そういう企業も舵を一気に切ってくると思われます。
つまり、2050年カーボンニュートラルの目標に対してのEUの取り組みで環境規制が厳しくなり、その結果、内燃機よりもBEVがいいよね?・・となったのが現状ということです。
内燃機で引っ張れる期限が決まったということは、新たな市場の奪い合いが始まっているわけで、それが昨今の動きとなります。
ということで、日本自動車メーカーの締め出しが目的なんてことは一切ないことがわかりますよね?
勝手に締め出されつつあるだけですが、その日本自体もパリ協定に合意しています。
となると、欧州の流れを追うわけで。
 
政府の動きを見ていると「そうしたいけど、国内自動車産業の都合、どうしよう?」みたいに思えるわけですが、国際合意している以上、そうしないと先進国としてカッコがつきません。
なのでどこかのタイミングで理由づけしてくると思うんですが、結局遅くなるんでしょうね。
予想では2026年あたりに言いそうに思いますが、話はもどって欧州の環境規制ですが、新たなEuro7の草案が色々と聞こえてくるわけで、結構エグいなぁ・・と感じます。
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2025年からEUに登録されるエンジンから対象になりますが…
・窒素酸化物 : 乗用車はユーロ6よりも35%削減、トラックは56%の削減→60mg/km超はアウト
・粒子排出量 : 乗用車で13%削減、トラックで39%削減
これをEuro6で必要とされる期間の2倍の期間で制限値に準拠する必要があります。
つまり、経年変化で煤が増える車はNGということですね。しかも倍の期間ときたもんだ。
そして一番厄介な点かもしれないこと
ブレーキダストの粒子排出量27%削減という点。
これはブレーキダストと引き換えにストッピングパワーを稼いでいた欧州車には辛いところでしょう。
日本車はまだこの点いいですけどね。
ゆくゆくはこれらの規制はもっと厳しくなっていくわけですが、それらをクリアしようと思うと内燃機では補記類頼みになってきますよね。
そのコストと時間手間暇、そしてブレーキダストを考えると、結局最後はBEVになるんだからじゃあBEVを加速させよう!・・というのも理解ができますよね。
排ガスどころかブレーキパッド問題も回生ブレーキのおかげでクリアできますし。
そんなわけで、後追い国家日本もブレーキダストの規制をやりそうに思います(笑
まぁ、粉塵が減るということは空気が綺麗になりますし良いことなんですけどね。
しっかしまぁ、時代の変わり目を感じますよね。
ということで、本日はここまで。
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