自動車全般

欧州で電動化が進む理由のひとつ、それは燃料代。 〜日本は逆にディーゼルがお得〜

 JALショッピング 

みなさん こんにちわ。
あるいは  こんばんわ。
さて、世は電気自動車ということで、欧州ではどんどんそれらの普及が進んでいます。
そして結果的に1番勢いよく減っているのがディーゼルです。
ディーゼルがヨーロッパでいままで1番強かった理由ですが、それは日本のように燃料コストが安いから・・ではなく、その走行性能と燃費性能がよかったから・・と言うのが定説ですよね。
日本は燃料価格と燃費が重視されますが、それは環境やニーズの違いによるからと言えましょう。
そんな欧州ではディーゼルが減った分、まるっとBEVがシェアを増やす・・という現象が続いています。
ぶっちゃけ、この移行はユーザー心理からすると理解できますよね。
ディーゼルとBEVの共通する特徴はトルクの太さです。
それが低回転から発揮され、BEVのほうがさらにその特性は強いですよね。
あとは経済性は電費とコストのバランスでの総合評価となるわけですが、
一般的には電気自動車のほうが良いとなっています。
でもそれだけで進むのか?・・と思いますよね。
そこはやはり現状の燃料コストが効いているんでしょうね。
202210141.jpg
ということで、燃料コストを見てみましょう。
SuperE10はガソリンです。合成燃料ですね。
ディーゼルは軽油です。
左に単位はユーロです。
もちろん1Lあたりの価格。
つまり最新の価格を日本円にすると・・
スーパーE10  282.06円/L
ディーゼル 309.22円/L
となっています。
日本の昨日時点のガソリン平均価格は
ハイオク 175.4円/L
軽油  143.6円/L
出典:gogo.gs
となっています。  
ヨーロッパではとんでもなく高い燃料費となっていますよね。
見ての通り、ヨーロッパでは従来から軽油のほうが高いわけですが、
OPEC+による石油減産の決定で瞬間的に下がっていますが、世界状況の諸事情でどんどん上がっていますよね。
これらの事象も電動化に拍車をかけている原因なんだろうなぁ・・と感じます。
そんなに高額な燃料費でもフランスではストでガソリン不足に。
ぶっちゃけ電動化の絡みでは欧州のほうがいろいろと課題があると思います。
でも短期で進めないといけない理由もあるので、それらを乗り越えていくんでしょうね。
で、よく日本むけの欧州車のディーゼルが「欧州ではディーゼルゲートで売れないから残った在庫を日本に押し付けてる!」みたいな微笑ましい話がありますが、であれば残った在庫ってすごい量があって、それを日々原材料から作っているんか・・と「?」な風に思うわけです。
真相は単に売れる市場ではそれを売っているだけ・・ですよね?
なのでベンツもBMWもVWもディーゼルニーズが高いわけで。
日本ではその燃料コストと燃費の良さが効きますからね。
結果的に地域によってはトヨタハイブリットよりも燃料コストがかからないユーザーもありそうに思います。
ということで、太いトルクでリニアに加速する内燃機関が欲しければ、ディーゼルは非常にオススメです。
そんな燃料コストが世界的に見ても比較的安価な日本なので、電動化はスローなんだろうなぁ・・と感じます。
車両価格と性能とのバランスですが、現状はインフラ問題などもありますから、
何も考えずに移行しにくいですからね。
ということで、色々鑑みると、理由のない方が電気自動車に手を出すのであれば、2025年以降がいいのかな?・・と感じている今日この頃です。
選択肢がまだ少ないですからね。
本日はここまで。
アメブロも書いてます。

お時間あるときにぜひどうぞ。

noteも書いてます。

https://note.com/abeo_koubou

サイバーリンク PowerDVD

afinger6.jpg

VAIO STORE


Follow me!

-自動車全般
-

PAGE TOP