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三菱自動車の欧州戦略はコレ。 ~ASXと新型コルト~

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みなさん こんにちわ。
あるいは  こんばんわ。
さて、日本と世界各国では自動車のニーズが違っていたりするのは常識ですよね。
日本でももっと道が流れるような構造(信号やルール)があれば欧米並に環境は変わると思うんですが、いかんせん「止めるルール」が強いので中低速燃費スペシャルがウケたりしますよね。
なので日本で主流の車は欧州に持ち込むとメリットがでにくく、
逆に日本に欧米の車を持ち込むと都市部ほどネガが目立ったりします。
なので、地産地消で合わしていく・・というのはよくある話です。
ちなみに日本の輸入車は良くも悪くも導入台数が少ないので本国モデルをローカライズしているものが殆どです。 注:テスラ 除く
なのでEuro-NCAPのテスト結果などもそのまま信用ができるということになるのが良い点ですよね。
注)海外のほうが基準が厳しい場合、日本自動車メーカーのものでも海外モデルのほうが金かかってたりします。 例:86のサブフレーム等
で、話を戻して地産地消の件。
ヨーロッパでも日本自動車メーカーは現地向けモデルを作っています。
もちろん日本から輸出もあるわけですが、最近はその影響で国内向けの割り当てが少ない傾向がありますよね。ランクルなどはその代表。
円安ですから、海外に売ったほうが儲かりますからね。
でもこれがOEMなら話は違ってきます。
その結果できたモデルがこれといえましょう。
202210041.jpg
三菱のASXです。
三菱は2020年にヨーロッパ事業を縮小する決定をある意味覆したわけですが、継続する方法としてルノーを活用する手をとったわけで。
ルノー・日産・三菱アライアンスだからこそできる技とも言えますよね。
このプラットフォームはルノー・日産の CMF-B HS プラットフォーム。
その見た目からルノーキャプチャーのOEMっていうことがわかりますが、
キャプチャーのこのプラットフォームは実は日産ジューク(二代目・日本未導入)と同じです。
2代目ジュークがデビューしたのは2019年ですが、その時は CMF-B HS プラットフォームを日本のラインで流せなかったみたいなんですよね。
なので日本導入とならなかったんだと考られるわけです。
その後、日本ではノート/ノートオーラが発売されました。
このモデルは実は CMF-B HS プラットフォームになりました。
そして追浜工場で製造しているので、2代目ジュークもある意味作れる環境になっているともいえます。
事業構造改革「NISSAN NEXT」の結果かもしれませんね。
あわよくば三菱ASXを日産で製造できるかもね?
話を戻しましょう。
そんな三菱ですが、2024年までにヨーロッパで13万台/年を販売することを目標としていますので、
結構野心的ですよね。
撤退と言ってたのに。
そんな三菱は引き続き新型コルトも展開予定なんですと。
202210042.jpg
2023年秋に発表されるこのモデルはトルコ製造。
もちろんプラットフォームはCMF-B HS プラットフォーム。
・・となると?
202210043.jpg
シルエットが似ているのは偶然ですよ 偶然。
というわけでアライアンスを駆使している感がありますが、この展開は意外とそれぞれに良い影響があるように感じます。
もしかしたら日本向けルノールーテシアも追浜でつくれるかもね?
ということで、本日はここまで。
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