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ドイツのメーカー、最大1500km走行可能なFCEVトラックを発表してしまう。

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みなさん こんにちわ。
あるいは  こんばんわ。
さて、時代は水素だ!・・という方に朗報です。
ドイツのQuantronというトラックメーカーが最大1500km走行可能なトラックを発表しました。
厳密にはトレーラーヘッドですね。
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その名もQHM FCEV Heavy Truck。
 これだけデカくてもゼロエミッション !・・という点がすごいように思いますよね。
その燃料電池システムはBallardが開発したFCmove-XD 120 kW 燃料電池となってます。
Allison Transmission の統合型 e アクスル、「 eGen Power 130D 」で走行させているんだとか。
そのBallard製燃料電池を1台に2台搭載し、FCシステムの出力は240kWになっているとのこと。
標準的なモデルは54kgの水素タンクを搭載。これは走行可能距離は約700km。
そして最大116kgの水素タンクを積んだモデルがあり、これが約1500kmを可能にするんだとか。
トヨタミライのタンクは5.6kgなので、いかにそれらの容量が大きいか?・・がわかりますよね。
eアクスルは400kW(約600PS)、ピーク出力550kW(約750PS)あるらしく、それに118kWhバッテリーも搭載。
それをQ-Energyシステムで管理され水素の消費を削減しているんだとか。
バッテリーがそれなりに大きいのでそれだけでもそこそこ走れそうに思いますが、車体のデカさを存分に使っている印象ですよね。
そういうトレーラーヘッド以外にもBEVトラックプラットフォームも発表しました。
QHM-BEVという名のそれは最大392kWhのバッテリーを搭載。
350kWでDC急速充電でき、最大350kmの走行可能距離となっています。
パワーは375kW。
これの発表も世界初になるんですって。
Quatronはそれら以外にも小型FCEVトラックや小型BEVトラックも発表していますので、
電気自動車と燃料電池車を上手に使い分けて行こう・・という考えがよくわかりますよね。
ヨーロッパはその方向性が強いわけですが、水素ステーションの少なさが今後の課題になりそうです。
ちなみに燃料電池のシステムは Ballard Power Systemsですが、この会社はカナダが本社のメーカー。
燃料電池もそうですが、いろんなメーカーやってますよね。
今まで知らなかったようなメーカーがどんどん出てきていますから、
産業はこうやってシフトしていくんだなぁ・・と思ったりも。
そんな感じで、ヨーロッパでは大型車両のFCEV化、それ未満はBEV化という流れが着々とできていっている様子なので、アメリカなどもこの流れになるんでしょうね。
本日はここまで



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