みなさん こんにちわ。
あるいは こんばんわ。
さて、日本でも電気自動車の普及に弾みがでてきたように思います。
その中で新たな流れを作っているのはテスラでしょう。
そのテスラ 、何かと足回りで話題になったりしますよね。
で、それは世界的に起こっているわけですが、今回の話題はそのキシミ音について。
コンポーネントメーカーのMAYLEがこれについて原因を追求したんですって。
そうなる原因は「コントロールアームの設計で防湿が不十分」だかららしい。
具体的には雨が降るとフロントガラスからコントロールアーム側に流れこみ、コントロールアームのボールジョイントを濡らしてしまうんですって。
その結果、経時変化でキシミ音が発生、その後ステアリングの精度が出なくなるんですと。
それに対し、MAYLEは対策品を開発したとのことです。
出典：MEYLE
右が対策品
MEYLEががテスラ の公式サプライヤーかどうかは不明ですが、ここまでしっかりと分析し対策してくるのは非常に興味深い点ですね。
改良点は下記の通り。
1. 強度の高いアルミ鍛造製の頑丈なコントロールアームボディは、スチールとプラスチックの組み合わせで作られたオリジナルに比べて剛性が向上し、軽量化されています。FEM で最適化されたこの設計は、少ない重量で高い安全性も保証します。
2.ボール ジョイントの設計では圧着を使用しないため、水の浸入がなくなり、滞留水が防止され、絶対的な気密性が確保されます。したがって、元のテスラ コントロール アームに水が浸透する問題は解消されます。
3. ボール ジョイント自体は元の部品よりも大きな直径を持ち、より大きな表面全体に力を分散できます。これは、高性能車両がさらされる大きくて頻繁な負荷を考慮すると、耐久性のあるスペア部品に不可欠です。
4.ブッシングも最適化されており、耐用年数も延びています。
・・と。
MEYLEは2023年始めにこれを提供できるようにする予定なんですと。
そしてこの保証は4年保証とのこと。
となると、アフターパーツ扱いになるんでしょうか？
テスラ からのコメントはまだ出ておらず、またこれを交換した場合、保証に影響があるかどうかも不明です。
でもこういうパーツが出てくるのはいいことですよね。
テスラ 側も対策してくるきっかけになるかもしれませんので。
これの発表はAutomechanika 2022で行われるとのこと。
日本での展開にも注目ですね。
本日はここまで
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