みなさん こんにちわ。
あるいは こんばんわ。
さて、自動車といえば洗車ですよね。
ただこんな猛暑じゃ人のほうがダメになりますよね〜
で、暑いといえば膨張です。
え？なにか？
温度が高くなるとモノって膨張しますよね。
まぁ、猛暑なレベルでは知れてますけどね。
で、温度が低くなると収縮します。
水分を含んだ気体は結構かわりますよね。
で、車は鉄の塊です。
なのでもちろん気候の影響を受けるわけで。
まあぁ無視できるレベルですが。
そうなるとその上に乗っている塗料ってどうなると思います？？
そう、同じく伸びたり縮んだりしますよね？
注）極論です。
でも剥がれたり（たまに剥がれている車もありますが）しませんよね？
それは塗料に弾性があるからです。
まぁ、表面の傷などを防ぐため、つまり擦れに対して強くするために鉛筆硬度を高くしていますが、厚みがあるのでそこまで高い硬度にはならないです。
注）下地が鉄でも何層もあると下地の硬度の影響を受けます。
その塗料、いろいろと性能があるわけです。
鉛筆硬度、密着力は一般的ですよね？
でも温度変化による変化値で線膨張係数というものがあります。
この膨張係数は金属もあり、これらに差が大きくありすぎると塗装の剥離や割れが出ます。
基本、それらはメーカーできっちり評価され、10年超持つようになっています。
光沢値の変化も同様です。
で、最近の車は赤や黄色みたく耐光性が低い色でも色が薄くなったりしなくなってますよね？
あれは顔料の耐光性が高いものが使われているから・・ですが、昔の車はこの点が劣っていたと言えましょう。
なので基本的に短期間で剥がれたりすることはないんですよ。
特に白は強い色なので・・
あ、なんか白がベロっと剥離する事象、ありましたよね（ﾄｵｲﾒ
そんな感じで昔のそれらより耐久性なども高くなっているので、ユーザーレベルで気になる点といえばメンテナンスくらいでしょう。
つまり、洗車ですよね。
この時にカーシャンプーの良し悪しがよく言われていますが、このシャンプーで塗装が痛むことあると思います？？？
結論からすると「中性」洗剤であれば痛むことは一切ありません。
ママレモンなどの台所洗剤やマジックリンでも大丈夫です。
注意：研磨剤が入っているものはNGです。ジフとか。
じゃあ汎用品と比べて車専用は何が違うか？
濃度とか水切れとか・・ですかね？
なので、カーシャンプーレベルで「塗装が痛む！」みたいに言う方は文系です。
その塗装、きっちりメーカーで耐薬品試験をしています。
基本IPA（イソプロピルアルコール）程度で拭き取るレベルは無問題。
パーツクリーナーでさっと拭き取るのも問題ないのもこのおかげです。
あと塩水噴霧とか耐湿、折り曲げ・チッピング試験などなど。
なのでシャンプーの良し悪しは程度差であっても、その差で塗装が痛むということはないです。
でもガソリンが塗装にかかって放置はダメですよ。
あれ、きついので。
むしろ気をつけたい点はマイクロファイバーや綿のタオル以外での拭き上げ。
最悪なのはティッシュやトイレットペーパーなどの紙類での拭き取り。
これ、塗装に傷が入ります。
なぜか？
硬いんですよ。実は。
元は「木」ですからね。
水を吸い取らせる目的ならいいですが、コンパウンドやコーティングなどでティシュを使うと塗装に細かい傷が入るんですよね。
お腹がいたくなってトイレでたくさん使うとおしり痛くなるのもそれが原因。
ご注意を。
ちなみにボディの傷の原因は砂や汚れがほとんど。
それらを洗い流す際に擦れるんですよね。
いくら水で浮かしてもシャンプーで摩擦係数を下げても、0にはならないですから。
ということで、車を傷つけたくなく、光沢を維持したいのであれば
・屋根/壁/シャッター付きガレージ
・雨が降ったら乾くまえに洗い流す。もちろんガレージで
・汚れ（鳥フン等）が乗ったら速攻で水で流す。もちろんガレージで大量の水を使って・・
そのたゆまぬ努力が必要ということですね。
ちなみに鳥フンや虫アタックは塗装に厳しいです。
なにせ強酸ですからね。
そしてそれが粘度が高いものでその場所に定着しているので、
塗装へのアタックが尋常じゃなくキツいんですよね。
そんなわけで、色々ありますが、車を屋外で使う以上、どれだけ神経使っても傷やイオンデポジットは確実に出ます。
なので「割り切り＆諦め」は大事ですよね。
ということで、ざっと塗装について書いてみました。
結論：カーシャンプーで塗装は痛まない。
本日はここまで。
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