みなさん こんにちわ。
あるいは こんばんわ。
さて、最近しきりに自動車関連の税金が高い!・・みたいな話が出てきたり、13年超の車の自動車税が高いだの、そういう話が多いですよね。
まぁ、確かにいろんな税金があるもんで、負担の割合も海外と比べても高い言われる日本。
そのいろいろな税金が適宜変動すればいいんでしょうけど、なぜか固定化されるのでそこで違和感が出て不満となるんでしょうね。
ガソリンなどに関わる部分はそれが多いですよね。
でもそれだからこそ出来るサービスがあるもんで、悩ましいもんですよね。
個人的には役所関連が派遣社員などを安い給料でこき使っているほうが気になりますが。
日本はDX進めないとほんとダメですよ。
まぁ、それを決める層が理解できていないからダメなんでしょうけどね。
日本はそれが根深い問題になっていると思われます。
注)全部とはいいませんが・・
「日本DX」みたいに超合金のネーミングみたいにキャンペーンやればいいんですよ。
話が明後日にいきましたので戻します。
そんな感じですが、先日「日本の自動車勢は世界一高い」というような話が出てきました。
これで滑稽なのは「なんで今頃?」なんですよ。
今までそこまで声高に言ってこなかったですよね?・・と。
となると、別の意図があると思うんですよね〜
まぁ、人気取りとか。ええ、偏見です。
今までならこういうのって「〇〇団体が政府に申し入れしました」みたいなパターンとなってたのに、今回はそれを発表しただけ・・みたいに見えますので。
それの会見でも一応触れられてはいましたが、スルーされている方が多いと思われる内容があります。
「2019年には自動車税創設以来初の恒久減税をした」
この部分。
さらっと流れていったワードです。
意外と知らない方、多いんじゃないでしょーか?
その引き下げの内容はこれです。
出典:総務省
軽自動車は対象外ですが、2L未満は割と大きい減税が行われています。
1L未満で約15%、1.5L未満で1%、2L未満は約9%。(注:ざっくりです)
かなり大きい数字ですよね。
排気量が大きいものは察するに贅沢品だから引き下げ額が小さいんでしょうね。
つまり、排気量が小さいものほど生活必需品扱いに近くなっているということでしょう。
こういうのって本当に知ることが無いですよね。
エコカー減税などもいきあたりばったりで「あ、そうだったの?」な方も多いでしょうから。
でも地味にいろいろやってるんですよね。
これが自工会が動いた結果かどうかは別にして。
この動きが遅いのは日本の構造の問題ですよね。
そしてこれがサラッと流れていったのは「税金が高い」を強調するには(以下自粛)。
ちなみに自動車税っていろいろ変わってきているんですよ。
昭和の時代、平成元年以前は5ナンバー/3ナンバーで価格が大きく違っていました。
平成元年前は・・
小型自動車5ナンバー/排気量1L以下 2万9500円
小型自動車5ナンバー/1L超〜1.5L以下 3万4500円
小型自動車5ナンバー/1.5L超 3万9500円
普通自動車3ナンバー/3L以下 8万1500円
普通自動車3ナンバー/3L超〜6L以下 8万8500円
普通自動車3ナンバー/6L超 14万8500円
小型自動車5ナンバー/排気量1L以下 2万9500円
小型自動車5ナンバー/1L超〜1.5L以下 3万4500円
小型自動車5ナンバー/1.5L超 3万9500円
普通自動車3ナンバー/3L以下 8万1500円
普通自動車3ナンバー/3L超〜6L以下 8万8500円
普通自動車3ナンバー/6L超 14万8500円
3ナンバーは税金が高い・・というのはこのイメージが残っているからでしょうね。
この場合、ここを見るといいです。
小型自動車5ナンバー/1.5L超 3万9500円
普通自動車3ナンバー/3L以下 8万1500円
普通自動車3ナンバー/3L以下 8万1500円
つまり、2Lの車で5ナンバー/3ナンバーの違いだけで42000円の差があるわけで。
ほぼ倍です。
この時代と比べれば、今の税金なんて安いもんですよ。
私の今の車だと、8万1500円が3万6千円と45500円も安くなってるんですから。
※1984年と2019年10月比 =35年
ええ、極論です(笑
で、ここでなんにしても自動車税が安くなっていることがわかりましたよね?
つまり、乗り換えて新しい車にしていくと税金が安くなる・・という構造がここにあるわけです。
新しい車(=年式が新しい車)が良いというのは、
・安全性
・環境性能
・老朽化による不具合
という点で良いからですよね。
ぶっちゃけ13年前の車と比べると雲泥の差です。
国も循環の観点からしてもそうしたくなるのが理解できます。
日本って自動車メーカー多いですからね。なおさら。
その13年超の自動車税にも触れましょう。
約15%高くなるって奴ですね。
1L未満は29500円から約33900円 (+4400円、366円/月)
1.5L未満は34,500円から約39,600円 (+5100円、425円/月)
2L未満は39,500円から約45,400円 (+5900円、491円/月)
2.5L未満は45,000円約51,700円 (+6700円、558円/月)
2.5L未満は45,000円約51,700円 (+6700円、558円/月)
3L未満は51,000円から約58,600円 (+7600円、633円/月)
3.5L未満は58,000円から約66,700円 (+8700円、725円/月)
4L未満は66,500円から約76,400円 (+9900円、825円/月)
4.5L未満は76,500円から約87,900円 (+11400円、950円/月)
6L未満は88,000円から約101,200円 (+13200円、1100円/月)
6L超は111,000円から約127,600円 (+16600円、1383円/月)
6L超は111,000円から約127,600円 (+16600円、1383円/月)
こんな感じです。
ここでも「贅沢品」の線引きがはっきりと見えますよね。
2.5L超は高くなっていく傾向が。
この高くなる理由は環境負荷が比べて高くなるから・・という理由があります。
もちろん、安全性も劣り、そして故障率も高くなるわけで。
古くなると燃費も悪くなり排ガスでも数値悪くなりますし。
そのきっかけの一つということですよね。
なのでボクシング的に言うと「ジャブ」レベルなんでしょう。
2.5L未満だと月に1箱タバコを我慢すれば賄えるレベル。
そんな車に乗るのはかまわんけど、それくらい負担せーよ・・というのが透けて見えます。
確かに道楽で乗るならそれを甘んじて・・とも思うレベルですよね。
でも環境性能が良い車、電気自動車,天然ガス自動車,メタノール自動車,混合メタノール自動車,ガソリンハイブリッド自動車,一般乗合用バス,被けん引車はこの13年超の重課対象から除外とされています。
つまりですよ、電気自動車に乗り換えると今後はなーんの心配もない!・・ということでしょう。
あれ?これでガソリンハイブリットとありますね?
じゃあハイブリットを
ほぼ専業としているメーカーはこれに何ら関係ない・・と。
ほぼ専業としているメーカーはこれに何ら関係ない・・と。
じゃあ声を上げるのは・・
あ、独り言です。
で、最初の話に戻ります。
安くなった自動車税。
そして15%高くなる13年目以降は
1L未満は29500円から約33900円 (+4400円、366円/月)
1.5L未満は34,500円から約39,600円 (+5100円、425円/月)
2L未満は39,500円から約45,400円 (+5900円、491円/月)
2.5L未満は45,000円約51,700円 (+6700円、558円/月)
2.5L未満は45,000円約51,700円 (+6700円、558円/月)
3L未満は51,000円から約58,600円 (+7600円、633円/月)
3.5L未満は58,000円から約66,700円 (+8700円、725円/月)
4L未満は66,500円から約76,400円 (+9900円、825円/月)
4.5L未満は76,500円から約87,900円 (+11400円、950円/月)
6L未満は88,000円から約101,200円 (+13200円、1100円/月)
6L超は111,000円から約127,600円 (+16600円、1383円/月)
6L超は111,000円から約127,600円 (+16600円、1383円/月)
お気づきでしょうか?
2019年10月以降の車に15%を乗せると
1L未満は28750円
1.5L未満は35075円
2L未満は41400円
2.5Lは57500円
つまりですね。2L未満の車両だと「2019年10月以前の車両の13年目以降の重課対象車」よりも13年後の自動車税は安くなるんですよ。
そしてもっと掘り下げると、1L未満の車両だと旧自動車税の額よりも低くなります。
「生活必需品という意味の車」はコンパクトカーなどがメインになりますよね?
それが1L未満であれば13年後に自動車税が上がっても旧自動車税の価格以下ということなんです。
考え方を変えると、生活必需品であるコンパクトカーは13年後でも旧自動車税よりも安価。
つまり、13年目までは減税されているとも言え、影響は少ないどころかメリットがある・・とも言えます。
え?屁理屈ですか?
で、排気量でかいのは色んなリスクを取ってでも乗っている道楽なのでタバコ代くらい払えるだろ?・・ということですね。。
そんな感じで、色んな考え方があると思いますが、そういう見立てからすると国がやっていることは筋がある程度は通っているのかもしれません。
そりゃ古い車で故障して立ち往生されたりしたら交通の妨げになりますし、その可能性は低くしたいですよね。
もちろんこの考えは都市部での話ですが。
でもここでハッキリしましたよね。
新しい車は色んな意味で是。
そして電気自動車は13年超重課はなし。
そして色々な思惑(笑
こわいなぁ 大人って(笑
個人的な意見ですが、車にかかる税金よりも普段の生活にかかる税金が安くなる方がいいと思ってます。
車は乗らないという選択肢がありますからね。
でもその車で維持費が安くなるのは間違いなく電気自動車です。
もちろん家充電。
つまり、車の維持費などなど包括的に考えると、「そうなると電気自動車か」となるわけですよね。
日産サクラ等はその考えを加速させるかもしれません。
つまり、自動車税で騒ぐほど、その流れは加速するかも?
バタフライ効果ですね。
本日はここまで。
アメブロも書いてます。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。