みなさん こんにちわ。
さて、世は電気自動車ですが、日本はそれらが遅れています。
インフラの問題もあるわけですが、海外勢のアップデートが早すぎて、どこで手を打っていくか？・・というのが悩ましい期間がしばらく続きそうです。
自動車もインフラも・・という書き出しを昨日もしましたが、本日もそんな話題。
AutomotiveニュースによるとEV業界は2025年までに800Vアーキテクチャにシフトしていくらしい。
この車も・・
800Vアーキテクチャです。
この方向性ってのは充電速度に影響が出ます。
簡単に説明すると高電圧で動作させると充電速度も速く短い充電時間で済むということです。
もちろん、充電設備側も重要になってくるわけですが、今後電気自動車がより使いやすくなるには高電圧化は避けられない話題です。
といっても現時点ではそれらのアーキテクチャを与えられた電気自動車はわずかです。
なのでそれはまだまだ普及しない・・と思いきや、2025年には800V前提が標準化されていきそう・・ということらしい。
日本じゃCHAdeMOがアレなので、その恩恵はいつ受けれるのやら・・と思うわけですが、これにより350kWで充電できればいいですよね。
この目的として短時間で従来比で2倍供給できるとなれば、充電も苦にならずに必要な走行可能距離が得られる・・と。
であれば、走行可能距離は1000kmなくてもよくなる・・という考えがあるらしい。
確かにシティコミューターではそれで十分だし、
サクッと10分程度で300-400kmを充電できれば20年前のガソリン車と同じレベルになりますよね。
そして車重も軽くできますし。
そもそも全固体電池になると、それらは両立できるわけなので、より一層電気自動車が良いとなりそうです。
そういえば、日経系のニュースで全固体電池は2030年以降みたいに出てましたが、それであれば海外勢が先行しそうですよねぇ（ﾄｵｲﾒ
で、もしそんな短時間でチャージできるのであれば、交換式も必要なくなるとのこと。
そりゃ交換と充電が同じ時間ならそうなりますわな。
交換式は剛性や信頼性の問題もあると思いますし。
やはり2050年カーボンニュートラルに向かっていくにあたり、乗用車は電気が１番目の選択肢になりそうですね。
そうそう、何かで「COP26では2040年までに内燃機関車の販売禁止という合意書に日本も米国も中国もドイツもフランスも署名しませんでした」ということで、電気自動車ではなく水素などなどの可能性がまだあると思っている層があるみたいですが残念ながらありません。
なぜか？COP26のそれはあくまでもその期限までに・・という意味での合意をしなかっただけ。
そのCOP26の前の段階でパリ協定があります。
それで2050年カーボンニュートラル が目標となっています。
もちろん国際合意。
その2050年カーボンニュートラル を達成するべく前向きな業界が2015年から頭をひねって考えた結果が電気自動車。
そして水素は２番手以降です。
それはあくまでも燃料電池であり、動力はモーター。
つまり、結局電気なんですよね。
それ以外の方法は既存燃料の代わりにe-Fuelはあったとしても、そのころに内燃機新規販売は不可になっていますので、それをあてにした計画はいずれ消えます。
なぜか？
EUがやらないと決めているから。
一番強い目標が2050年カーボンニュートラルのパリ協定。
それを前提とすれば、今後の流れはもう決まったようなもんです。はい。
そしてそのパリ協定の取り組みは2020年。
2020年からのBEVラッシュの理由はそれです。
ちなみに電気自動車は今までの内燃機関では難しい点がやすやすとクリアでき、
そして動力性能的にもバランス的にも最良のものができます。
ネガは重量。・・ですが、内燃機みたくオーバーハング上が重たい俗に言う「頭が振られる」ようなこともないので、多少重くても内燃機よりもバランスは良いです。
それも全固体で変わるので、最終的には電気に勝る内燃機はなくなると思いますよ。
乗用車においては。
問題はそれらの良いのを上手に形にできる足作りが上手いメーカーがどれだけあるか？・・かもしれません。
本日はここまで。
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