トヨタbZ4X 、日本仕様はフィールドテストが足りて無い説　＜編集しました＞

みなさん　こんにちわ。

さて、世の流れはBEVです。

その流れに乗れないのが露呈してきているの日本自動車メーカー、こんな時代が来るとは思いもしませんでした。

その代表といえばトヨタでしょう。

え？遅れていない？

パリ協定を軸に考えてもらえれば、2020年取り組み開始段階で出遅れているのは確実なわけで。

世界が遅れている・・と言うのはその点からです。

これはもう変えられない事実。

で、その勢いに危機感を感じたのか、例のクレイモデルを並べた発表があったわけです。

あの中でまともな電気自動車といえるのはbZ4Xのみ。

でもこの車もなぜだか「プロトタイプ」の領域を未だ出ていません。

つまり、未だにプロダクションモデルが発表されてないんですよね。

プロトタイプと明らかにつけられてますので。

で、これの販売はされず、サブスクという名のリース契約のみ。

これの理由は

「EVは電池の劣化により航続距離が短くなり、下取り価格が低くなるとされる。定額制では顧客のこうした懸念がなくなる。KINTOでは、定額制料金にメンテナンス費用が含まれており、電池劣化の際、交換などの対応を受けやすい。トヨタにとっても、使い終えた電池の回収がしやすくなり、再利用につなげられる利点がある。」

・・と。

え？劣化少ないとかいうてましたやん？

で、そもそもそんなに劣化するほど長期リースするん？

それとも短期でそれだけ劣化するん？・・と思うわけで。

つまり、これを発表した段階で

・バッテリーの供給問題

・バッテリーの能力問題

・生産のキャパ不足

などなど予想され、言われるわけで。

そして

このバッテリー残量については%表示でもなく。

これについてスマホのように表示変更できればいいんでしょうけど、

そういうのも無いみたいです。

これについて内燃機との違和感をなくすため・・的な話がありますが、まぁ、そんなの割とどうでもいいんですが、何かを隠したいのか？・・と思いますよね。

そして気になることが。

この車、TNGA-Kベースのe-Fourベースみたいなもんなんですね。

そのホイールベース間をバッテリー専用のフロアにして前後はまんまそれ。

なのでCセグメントに流用はできないはずです。

この点がトヨタのモジュラープラットフォームが今までのプラットフォーム思想を引きずってそうなイメージなんですが、そのレイアウトや前輪駆動ベース、そしてリア周りのe-FOUR流用的な構成にやっつけ感をすごく感じているわけですが、今までの流れからすると、開発に当てれている時間が少ないように感じるんですね。

もうすぐ発表となるVW iD-Buzzですが開発に5年かけています。

基本的に車の開発はそれくらいかかるわけですが、新レイアウトならなおさら。

なので、レイアウトがほぼ変わらない内燃機関プラットフォーム流用でつなぐメーカーが割と多いわけですが、トヨタのこれもその雰囲気があります。

そしてそれ以上に問題になるのはバッテリー。

これについては出遅れた結果、生産量が確保ができてない説があります　…が、これ自体の開発も時間が短いように思うんですよね。

特にフィールドテスト。つまり、ベンチテストでなく実際の使用環境においてのテストです。

で、気になるのはバッテリーが複数種類あること。

これ、生産元が違うという話だったと思うんですが、もしかすると問題なく販売できるエリアのはそのテストクリアできていて、そうでないのは違う仕様/メーカーでそれはテストが一通り終わり切っていない可能性が。

とすれば、今回の売り方、リースにする言い分を考えるとしっくりくるんですよね。

つまり、まだ評価が完全に終わってないので、メーカーとしてお墨付きをつけれる状態ではない。

でもテーブルテストでは大丈夫そう。

保険をかけてリースで管理下にしておく・・というパターン。