自動車全般

今後の電気自動車を語る上で知っておくべき常識



デル株式会社 

みなさん  こんにちわ。

さて、世は電動化時代(ry

そんな話題が目白押し。

で、日本は意図的にこれを無視してきたからか、それを予見できていなかったのかわかりませんが、

ざっくりいうと遅れています。

どのように遅れているかというと

・日本政府のインフラ整備着手が加速していない

・日本メーカーでEV元年(2020年)に合わせて第二世代EVを販売できたメーカーがほぼない

結果、海外メディアは「日本は遅れている」と言ってます。

一応、政府は声はあげましたよね。

2050年にカーボンゼロ (カーボンニュートラル)。

それを2020年に(苦笑

これらを何故しないといけないか?・・ですが、それはパリ協定です。

2020年以降の気候変動問題に関する国際的な枠組みです。

そしてその取り組みは始まってます。

その取り組みが始まってから宣言してもねぇ・・と思ったり。

このパリ協定は2015年12月のCOP21で採択、翌年2016年11月に発効しました。

もちろん日本も参加してます。

これの目的は地球温暖化防止なわけで、気温上昇を2度未満に抑えることを目標とされています。

完全にわかっていることですが、その為には2075年には脱炭素、

そして努力目標である1.5度に抑えるには2050年に脱炭素しておかないといけないわけです。

はい、日本政府の「2050年」の意味がこれでわかりましたね。

なのでシンプルにいうと「やらないといけない」わけです。

京都議定書をやった国のメンツがありますから。

そのために絞れるところは絞る・・となるので排出ゼロのEVが重要になるわけで。

欧州・アメリカはそれに全振りしてます。

何故EVか?・・ですが、これには副産物がたくさんあるから。

まず内燃機由来の大気汚染がなくなります。

そして環境負荷が内燃機より減ります。

これについては内燃機よりEVのほうが〜・・とか、

バッテリーが〜・・とかよく見ますが、

新たな論文が海外では多く出てますが、再エネ+バッテリーリサイクルが前提だと

EVが完勝です。

そのソースは探してみてください。

英語ですが。

そして自動車メーカーからするとバッテリー問題を除けば自動車としては理想的な形になるのと、

開発がまとまったりパーツ点数が激減するのでメリットあるわけです。

雇用へ影響はもちろんありますけどね。

で、フォルクスワーゲンなどは2018年にMEB発表、2020年にそれらを販売開始できるように準備をしてきたわけです。

きっちり企業としてそれらに向き合っているということを示しているわけですね。

アメリカの自動車メーカーもトランプ氏の「パリ協定脱退」宣言があっても用意してきたのはそういうことでしょう。

これらの前提に全固体電池の実現も含まれていますよね。

メルセデスもVWも目処がついてきているとの話がありますね。

ちなみに新たな世代のBEVのバッテリーは温度管理が入ってて、

劣化も初期BEVと比べものにならないくらいしませんよ。

逆にそこがポイントと言えますが。

全固体は液体のデメリットが相当なくなるので、その意味でも注目すべきものになりますが。

・・ということで、国産メーカーの動きが遅いってのもこれらと比べてもわかりますよね。

まぁ、ある意味マツダは頑張ってるとも言えますが。

で、大事なのは発電ですね。

これについては日本政府はこのように発表してます。

2020年12月15日  経済産業省&国土交通省 洋上風力発電で2040年に4500万キロワット発電の目標を決定。 

2020年12月21日 経済産業省 2050年には再生可能エネルギーの割合を50-60%とすると示す。

これが答えです。

これにより原子力発電所や大型火力発電所の30〜45基に相当を賄う・・という方針。

最終的にはトヨタが言った「電気がたりなくなる」で出した不足分の倍以上の電力ですね。

ということで、原子力や火力でなく再生可能エネルギー、特に洋上風力発電を強化する・・ということです。

もちろん段階的に・・でしょう。

これはエネルギーを海外に頼っている日本からすればいいことです。

これにも色々と話はありますが、アメリカもそっちを強化してますね。

ソーラーもありますが、どっちにしてもサイクロンのある国なので、被害の程度問題なんでしょうね。

あ、北極圏でも風力は動いてますので寒波対策してあれば問題なしらしいですよ。

それらが大前提です。

ちなみに火力発電云々もCO2が〜・・みたいな話ありますが、CO2の回収も始まってます。

なので、漠然とモクモク出てる・・というわけではないです。

むしろゴミ焼却場のほうが(以下自粛

日本は良かれ悪かれスロースターターな状態なので、輸入車のEV導入もスローです。

充電設備の都合が一番の懸念事項なんでしょうが、テスラは自社でどんどん進めてる印象はありますね。

海外ではEV元年(2020年)から再エネもチャージャーもどんどん設置していくと発表があり、

EVの車種も多くなり販売もインセンティブがあるので広がっていってますが、生憎日本はそれがまだないので、どちら
にしても「5年は様子見」で良いとは思います。

都市部は居住エリアによっては変わるとは思いますが。

5年も経てばパーキングメーターの機械に充電機能が付くかもしれませんし(笑)

普通の自動車並みに気兼ねなく運用できるようになるには、時間がかかるとは思いますね。

で、あればPHEVで・・ていうのが最近の海外の流れです。

なので、プラグインカー(BEV+PHEV)が最近の電動化の見方になってますね。

プラグレスカーはもう内燃機扱いですよ。

もちろん内燃機の新車販売停止は2030年が多いので、それまでは販売できますが、

欧州ではCAFE規制もあるもんで、段階的にプラグインカーによせていくと思われ。

ちなみにこの規制値、年々渋くなっていくのでハイブリットカーでもクリアできなくなっていきます。

何よりも企業の「それらに対する姿勢」も問われることになりますから、

グリーバルな企業ほど目標を持って取り組む必要があるわけです。

日本のゼネコンや運輸関係なども「カーボンゼロ 」と宣言してるのもそういう意味ですね。

で、PHEVに話を戻して、PHEVはEV走行ができます。

最新の車では100kmできるとか。

これがバッテリーの進歩(容量増加も含む)でどんどん伸びていくと考えられます。

個人的な予想は250kmくらいまではいくか?・・・と。

そのEV走行の範囲内で済むようになると、EVに切り替えても全く問題なくなるわけなので、

それをつなぎにしていくユーザーが多くなりそうにも思います。

BEVよりパワーがないので、そこで見切りつける人も多くなりそうに思いますが。

‥という感じで物事が流れていってます。

日本メーカーの遅れってのは色々原因が言われていますが、

おそらく「一気にBEVには振れないだろう」という予想があったんじゃないのかな?・・と。

その変化が大きいヨーロッパ、日本車のシェアは全部集めても11.4%(2020年)です。

この台数は日本国内の販売台数に対して29%程度。

意外に少ないので、CAFE規制の影響が少ないのかもしれませんね。

ここを増やそうとするならもっと必死にならないとダメなんでしょうけど、

アメリカのほうがシェアあるのでそっちを重視してるんでしょうね。

ちなみに国産メーカーで一番BEVにさっと移行できるのは日産と予想してます。

そんな感じで色々とあるわけですが、大きな変化になるのは間違いないですね。

それだけに色々と話題になってるんだと思います。

ただ時代は変わりゆくもの。

今は今でいいとして、これから変わっていくものを拒否してもねぇ・・と思うわけで。

その来るべきタイミングまで、まずは傍観すればいいと思います。

ちなみに私は前後バランスが最適な超低重心の駆動方式が適切で、

トルクベクタリングコントロールでゴリゴリに曲がる異次元なBEVであれば大歓迎です。

環境?わりかしどうでもいいです。

ということで、今日はここまで

アメブロも書いてます。

https://ameblo.jp/atimot-e

お時間あるときにぜひどうぞ。

ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。

下記の厚労省サイトが標準的なものになります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ASUS 公式オンラインストア「ASUS Store Online」

Zoff

  



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