みなさん こんにちわ。
さて、世は電動化時代(ry
その電気自動車の一番先をいくのはご存知テスラ 。
これに異論を唱える方はいないでしょう。
世界の2月のプラグインカー販売ランキングも1位はテスラ モデル3。
その数、iD.3の7倍。まぁ、中国市場が炸裂中ということですが、
どちらにしてもその勢いはすごい。
テスラ ?EV ? ・・・て言ってた時代もあったのに、
モデル3から完全に流れが変わってますよね。
そのテスラ 、昨年からすごいことをやってます。
世界最大のダイカストマシンを導入し、巨大な鋳造品を作ってるんですよ。
どれくらい巨大かというと・・
これくらい。
うーん、スケール感が伝わらない(苦笑)
ちなみにダイカストというのはアルミニウム・亜鉛・マグネシウム・銅などの合金を金型内に圧入、
成形する鋳造品のこと
複雑な形状の製品が大量生産できるため、コストメリットが出るってことですね。
それの超巨大なものを使って一体でこのパーツを作ってるわけで。
普通に見たら、そこダイカストである必要あるん?・・とか思うわけですが、
強度や放熱性、軽量化、そして生産行程が減るなどのメリットがあったりするんでしょう。
ここの部品だけでパーツ点数すっごく減ってそうですし。
正直、部材のコストについてはプレスのほうが安いんでしょうけど、
トータルで見ると違うんでしょうね。
で、調べたところ今まではここの部分を70点の部品で構成されてたんですって。
それが1つに。うん、えぐい。
それにより生産ラインも簡素化。300台のロボットが不要になったとか。
うん、やっぱえぐい。
この設備はイタリアのIDRA製なわけですが、時間あたり40〜45点製造できるらしい。
1日フルだと1000点近くになるわけですが、この設備をテスラ はギガ上海に3台、
カリフォルニアに2台、ギガベルリンとギガオースティンにそれぞれ1台入れてるんですって。
どういうものかはこの動画をどうぞ。
これだけ巨大だと合金を圧入するにも大変そうなんですが、その品質を管理するのが大変そう・・と思ったりもしますが、これだけ効果がある生産物もすごいですよね。
で、気になるのは間違いなくテスラ はこれで効果を出してるわけです。
他社さん、どーするの??・・・と。
これはいずれ価格勝負になった際の重要な部分であると思われます。
EVって部品点数そもそも少ないのに、それをもっと減らすわけですから。
雇用が〜・・といいたくなるようなパターンですが、方法としては正しいですよね。
で、テスラ はこれをリアだけでなくフロントも同様に1部品にするらしい。
となれば・・な感じですよね。
これでメリット出るのはEV専用モジュラープラットフォームを持ってる会社となりますが、
このあたりに設備産業感が出てますよね。
この判断が良いのか悪いのか?・・てのは数年後に判明すると思いますが、
スケールメリットを出す方法でテスラは走ってるので、それを阻止できなければ・・
ましてやBEV化は各社走ってますので、その流れが恒久的になるんだとすれば、
この流れにいち早く乗らないと・・な感じですね。
どうなることやら。
あ、わたしは楽しい車ならなんでもOKです。
異次元に曲がって止まって加速するなら。
もちろん50:50でRRベースのAWDで。
ということで、今日はここまで
アメブロも書いてます。
お時間あるときにぜひどうぞ。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。