みなさん こんにちわ。
さて、世は電動化時代(ry
でも昨年10月末に菅首相が「2050年にカーボンゼロ(ニュートラル)」を宣言。
そっちの言葉に絡んでる人は「プラマイゼロね、はいはい」と感じたと思うんですが、
世の方でおそらく疎い方は「そんなの無理だ」「呼吸も止めろというのか!」みたいな(笑)話になったりして年末まではその「絶対無理論」でいろんな媒体が賑わいました。
年明けてからは今度は一気に電動化の話に。
で、振り切って「電気自動車は〜」みたいな話になって、多くの方が遭遇することがない「豪雪で立ち往生」でミラクルなご都合良すぎる解釈が出まくって話題となりました。
で、最近はそれらも落ち着き、海外勢がEVに全振りした状況を前提に控えめにその状況が話題になっていると思います。
EV/PHEV化はこれから進んでいくわけですが、2020年でBEV/PHEVの世界シェアがドンと増えて約5%程度となっており、ユーロ圏サプライヤーが予想した「2025年に世界シェア15%」はその上昇傾向からすると楽勝に思える勢いがあります。
ちなみに2030年の世界シェア予想は約30%ですがこのペースなら内燃機オンリー(予想34%)とEV/PHEVのシェアが並ぶどころか逆転するかもしれません。
基本ユーロ圏は「2035年にPHEVも廃止」が目標に上がっている国も多いので、
その前までは内燃機ベースPHEVは続くと思いますが、EVがどんどん増えていくことから、
これらも全固体電池のEVが出て来て代替えできるようになれば、置き換えで廃止が前倒しになる可能性があったりも。
そんな感じで基本電動化、で延命策でPHEV化が前提となっているので、海外勢はPHEVを増やしてきています。
数年後にはEV走行100kmが当たり前になっていきそうに思うので、その意味では良いEVの予行練習ができるように思いますが、なんにせよ海外勢と同様に日本もインフラを整備しつつの話になります。
でないと、それらをインポーターは入れづらいでしょうね。
この辺りの歩調が国産メーカーと国の兼ね合いで決まりそうですが、シンプルにトヨタも必然的にPHEVを増やさないよいけなくなるわけで。
ハイブリットを生かすのであれば・・ですが。
そんな話題の流れの中、「どうすんの?」・・と話題になるのは6気筒をぶち上げたマツダについて。
気筒数が多い=排気量多い=排ガス量も多い‥なので、時代に逆行している感がすごいんですが、
そのマツダ、欧州での2021年CO2排出目標を達成できないんじゃ?・・と予想されています。
現時点でそれが当たった場合、2019年の経常利益よりも300億円以上の罰金が課せられます。
2020年のマツダの凹みっぷりはすごいんですが、ことヨーロッパでの減はほんとにすごい。
これはもしかして、売る車の制御に入ってるんじゃ?・・とか勘ぐったりもしますが、
MX-30のEVを展開してもそれだけで売れるとは思えず。
どうするんだろうなぁ・・と思うわけですが、そんなところにこんなニュースが。
「マツダはe-FUELを活用して排出目標を達成させたい」
マツダはeFuelAllianceに参加していますが、早い話、そのeFuelと水素を促進させて排出量を削減しようとしているとか。
で、それらのインフラへ投資をしていく・・としているらしい。
これについては主に電動化が早くできない国に向けてのアプローチということで、
先進国については電動化・・とのことですが、正直、それ以前にがっつり電動化しないと、
2021年クリアできないやん・・と思うわけで。
さらに2025年は2021年比で37.5%削減が目標となっていますので、
根本的に変えていかないとどうも厳しいように思うんですが。
さて、どうなることやら・・やっぱ国産メーカーも資本提携や合併が進みそうな予感が・・
ということで、今日はここまで。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。