自動車全般

コストダウン・・・てなんでしょうねぇ 

デル株式会社 

週刊 アイアンマン

みなさん こんにちわ

さて、今日は先のVCDSの件はおやすみ。

このあたりを我慢できないのであれば、失敗したら八つ当たりしてくる方もいそうなので(笑

何事も最後まで読んで読解することが大事ですよね。

そんな感じですが、とある記事で「コストダウンが〜」・・みたいなのがあったんです。

VWの某車のダッシュボードがハードプラ。コストダウンだ〜

〇〇万円なのに〜・・みたいな。

ハードプラ=安物という思考もどうかと思うんですが、

ソフトパッドをウレタン+PVCと書かないのもどうかと思ったり。

ウレタン+PVCだったら高級なのか?・・とも思うわけですが、

カローラバンのダッシュがソフトパッドでプロボックスがハードプラで文句いうの?・・とか思ったりもするんですよね。

あ、価格はプロボのほうが高いです。

となれば、上記の件も同じことが言えるわけで。

コストってのは総合で考えるべきなんだと思いますよ。

高いのは高い理由があるわけで。

それなりの価格でそうなのは別の部分に金がかかってるわけで。

相対比較するにして前例があるならまだしも無いものと比べてもねぇ・・

こういう思考って見た目重視(=素材や性能は抜き)の方に多いように思うんですよね。

トーションビームでグダグダでも内装がそれっぽいからヨシ!・・みたいな。

そんな感じですが、人それぞれ主観が違って安く見えるも高く見えるも違うわけで。

ぱっと見、わからなくて叩いたらハードプラ。コストダウンだ!・・てそもそも目が騙されてる段階でどうなんだ?・・と思うわけですが、そうである理由も考えて置く必要があるよね・・と思うんです。

そもそも、昔の車でプラだったのがその後ソフトパッドになった理由ってわかりますかね?

高級に見えるから?

まぁ、なくもないです。

実際の話、昔のプラは危なかったんですよ。

私が強烈に覚えてるのは初代フィアットティーポ。

このインパネのすごく当時は未来を感じた車でした。

202009301.png

日本にも入ってきてましたよね。

1989年〜1994年まで。

あまり売れたとは言えませんが、これの2.0GTはなかなか色気があったように思います。

この頃からクラッシュテストが本格的になってきたんですよね。

それで有名なEuro-NCAPも1997年からです。

これ関連のクラッシュテストでTipoはAピラーが折れ、バルグヘッドが押されキャビン内側も変形。

そしてプラのダッシュボードは圧力で割れ、その割れた部分は鋭利になってました。

もう槍ですよ。

この時代、まだエアバッグは普及してませんでした。

まだステアリングを変えてきゃっきゃ言うてた時代です。

なので余計にその問題点が「一部」で大きくクローズアップされたわけで。

クラッシュテストも規格がバラバラだったので、対応は各社バラバラですが、

その中で人が顔を打つ可能性があるダッシュをウレタンにするのは考え方としては多かったと思います。

当時はシートベルトしてないのも多かったですからねぇ

あ、でもその中でもプラダッシュの車はありましたよ。

それもクラッシュテストの規格の差であったり、テストの結果、そういう割れ方をしなかったから・・というのもあったと思います。

EFシビックとかね。

そんな時代があって、今があるわけで。

間違いなく言えるのは今のハードプラのダッシュボードでも安全性は問題ないということですね。

割れて鋭利になってそれが人の首を切りにくることも無いということです。

そして現在の規格で星5つ取ってたりエアバッグもしっかり機能してシートベルトなどの巻き上げもあったりするわけで、結果、それでも全く問題ない・・という結論の元、そうなっている・・と私は考えます。

まぁ、実際そうなんですけどね。

今となっては中国や新興国以外のメーカーではそうなっているはずです。

その意味で中国メーカーはなめたらあきません(笑

中国国内専用車の怖さですわな。

…と、考えた場合、触らないとわからん程度のハードプラを、

触ってみたらプラだったからといってわーきゃーいうのは、

回る寿司のマグロが本マグロじゃなかった!わーきゃー!…と同じ匂いを感じるわけです。

そもそも、VWのそういう意匠を含むクオリティを上げたのがアウディな訳ですから、

であるならばアウディを勧めたらいいわけで。

回らないお寿司やへGO!・・ですよ。

世の中ソフトパッドでも平面デザインだと「プラスチッキーだ!」という輩もいるわけで、

なんだか言葉の意味をふわっとした感じで使われてる印象を持ちます。

そういう最近の傾向を見ると、メーカー開発者は残念がるだろうなぁ・・と思ったり。

ま、結論でいえば、乗ってる人が気に入って乗ってたらそれでいいわけです。

で、200万の車はざっくりいうと合計200万の価値しかないんです。

軽自動車も200万の時代です。

でもヤリスも200万であります。

カローラも200万でありますわな。

それぞれお金がかかってる部分が違うわけです。

で、合計200万。

そりゃ見える部分に差が出ることもありますわな。

でも並べたらカローラが高く見えるわけで。

ヤリスクロスの内装についてもそういう話が多いように感じますよね。

高級と高級感はまた違いますよね。

「高級感」をいくら言ったって所詮金額相応ですよね。

>そして主観でかわるわけで。

高級なものは高いんです。

とかとか思うわけで。

見る位置や立場で価値観は変わるもの。

でも自動車でそのような構成になってるのは理由があるわけです。

それが本当にコストダウンであることもあると思います。

・・が、自動車全体としては他の安全装備が増え、価格的に相殺になってる部分なのかもしれません。

特に輸入車御三家+VWについては上位の装備が下位についていることが多々あります。

全く同じものがですよ。

あ、中身の話です。

これの恩恵を考えた場合、たとえコストダウンに見えても実際はコストアップしてるかもしれない・・ということになります。

そういう目を持って見てやると面白いかもしれませんね。

あ、こういうのもありますよ。

パワーウインドウスイッチにクロームありとクロームなしがあったとします。

クロームなしはコストダウンしている!・・みたいなことを言う人が。

でもパーツ価格では差はわずか。

これね、デザインでそうなってることがおおいです。

そのギラギラがないほうがスポーティだからスポーツカーはクロームなし・・とか。

でもそれのオープンモデルはエレガンスだからクロームあり・・みたいなのとか。

そういうデザイン的に意図的にそれ・・というのもあるので、

短絡的には思わない方がいいと思います。

あ、某T社のDセグのパワーウインドースイッチがBセグそのもの・・てのは別ね。

上位のが下位へ。

下位のが上位へ。

そういうチェックも面白いもんですよ(笑

今日の「独り言」はここまで。

ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。

下記の厚労省サイトが標準的なものになります。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

ASUS 公式オンラインストア「ASUS Store Online」

週刊 アイアンマン 

Zoff

  


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