ル・ボラン（LE VOLANT） 2024年3月号 Vol.564 【電子版限定特典付き】 ［雑誌］ ル・ボラン (LE VOLANT)
みなさん こんにちは
さて、日本の自動車メーカーの車ですが、日本で売っていないモデル・・てのがあるのはご存知の通り。
その理由は様々ですが、このモデルは珍しいパターンで販売になっていなかったりします。
それが日産JUKE.
欧州とオーストラリアで販売されていた二代目JUKEももう5年目となりFaceliftを受け、新型となりました。
二代目はほんとかっこいいんですが、さらに磨きがかかった感じです。
ほんと何故日本で売らないの？・・と思うわけですが、その当時、このプラットフォームを扱える工場が日本にはなかったんですよね。
このプラットフォームはCMF-B HSというものですが、これ、日産というよりルノーのプラットフォームなんですよ。
元々ルノークリオ、キャプチャー、アルカナなどに使われてたそれで作ったのがジュークなんですが、
その当時の日産は国内でこれを使ったラインがなかったんです。
ルノーがメインで使ってましたからね。
で、現在ではノートがこのプラットフォームになっているので、ある意味日本でも作る気があれば作れる状況になっていたりもします。
・・が、日産は初代JUKEの代わりにキックスを導入。
そのキックスはVプラットフォームという骨董品といって良いレベルのものを使っており、タイ生産となっています。
いかに安く作っているか？・・という言い方と、JUKEが日本では高くなりすぎるという両方を想像できるわけですが、
リアサスペンションもJUKEはマルチリンクに対しトーションビームなので明確な差がありますよね。
今の日本ならこの二代目JUKEも製造できると思われますし、ぜひともやってもらいたいもんですが・・
まぁやらんでしょうね。
ちなみにディメンションは
こんな感じで良いサイズだったりします。
ちなみに フォルクスワーゲンT-Rocと十分に競合になる大きさだったりします。
さて、FLされたインテリアはこの通り。
FL前と比べて非常に洗練された印象になりました。
ディスプレイの大型化、そしてメーターなども液晶化。
黄色い縁取りがドライバーに対してコクピット感を高塗めていますよね。
そしてこのシート。
いい感じでまとまっています。
ちなみにハイブリットはルノーキャプチャーのそれと同じシステムです。
そんなJUKE、イギリスではもっとも売れている車の一つ。
2023年のランキングで言うと・・
1位 フォード プーマ
2位 日産キャッシュカイ
3位 ボグゾール コルサ
4位 キア Sportage
5位 テスラモデルY
6位 ヒュンダイ ツーソン
7位 ミニ
8位 日産JUKE
9位 アウディA3
10位 ボクゾールモッカ
・・となっています。
そして幅広く売れたVWは最も売れたメーカーとなっています。
え？トヨタ？
入ってませんねぇ なんででしょうかねぇ？（棒
ということで、JUKEはFLでその勢いが増すと思うわけですが、ほんとかっこいいですよね。
マジで日本導入してくれないかしら？
そんなふうに思ってしまう1台です。
え？ルノーキャプチャーでいいやん・・て？
たしかにガワが違うだけといっても良いレベルではあるんですけどね、
この個性的な見た目、いいじゃないですか？
ちなみにキャプチャーのE-TECH フルハイブリットは409万円から。
日産だともうちょい安くなるように思いませんか？
だったら日本でも爆売れすると思うんだよな〜（ﾁﾗｯﾁﾗ
日産さん、一度検討してみてください。
というわけで、本日はここまで。
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