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ニューヨーク州 2035年までにガソリン車の新車販売を禁止する方針。一方トヨタは「難しい」との見解

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みなさん こんにちわ。
あるいは  こんばんわ。
さて、世の流れは電気自動車となっています。
そしてあらゆる都市で2035年ごろにガソリン車の新車販売禁止の方針が出てきています。
アメリカでもカリフォルニアが先行していますが、この度ニューヨーク州でもそれが発表されました。
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Source: NY Governor Kathy Hochul

ニューヨーク州のホークル知事は29日、同州で販売する乗用車/ピックアップトラックなどの内燃機の新車に対し、2035年までに事実上禁じる方針を明らかにしました。
目的はもちろん温室効果ガスの排出削減。
2050年までに温室効果ガスを85%削減という義務づけられた目標があるので、その取り組みと言えます。
その規制の内容はカリフォルニア州とほぼ同じ内容の規制案。
元々カリフォルニア州の方針に他の18州が追いかけると言われておりましたので、予定通りということになりますが、結果的にゼロエミッション車でないとダメという州がどんどん増えるということですね。
その計画では2026年までに35%、2030年までに68%、2035年までに100% とゼロエミッション車の割合を増やしていく必要があるわけなので、待った無し言えましょう。
その目標に対しニューヨーク州は助成金などを打ち出しています。
・ゼロエミッション車の助成金 注)法人向け
・NYSERDA ドライブ クリーン リベート
・NYPA EVolve NY
・国家電気自動車インフラストラクチャ プログラム
促進させるための準備もすでに行われているということですね。
ちなみにスクールバスなども電気にどんどん変わっていっているみたいです。
現時点でニューヨーク市が持つ電気自動車は4050台ですが、この台数は予定より3年早く達成しているんですって。
つまり、それだけ電気自動車への移行が進んできているということですね。
そしてニューヨーク州はクリーンエネルギーでも雇用を促進。15万人の雇用をサポートできるとも言っています。
そんなタイミングでトヨタはカリフォルニア州の件でコメントを出しています。
ロイターによるとトヨタ自動車の豊田章男社長は9月29日、米カリフォルニア州が打ち出した「035年までにガソリンのみで駆動する新車の販売を禁止し、環境負荷の少ないゼロエミッション車に移行させる規制」について、基準を満たすのは「難しい」との見解を示した・・と。
これはラスベガスで行われたインタビューでの発言ですが、社長はいつもの通り「BEVはメディアの予想に反し主流になるのに時間がかかる」とPR。
それに対しての結論ということなんでしょう。
そして「全方位戦略」を再度PRしていたらしい。
客観的に見て、カリフォルニア等々の規制に対して持論を展開している形ではありますが、そのまま規制が進むと結局はトヨタの首が締まっていくだけなんですよね。
全方位言うててもBEVが世界の市場のトレンドになっていくのは既定路線。
となると、それらの市場に対し売るためにはBEVを用意しないとシェアを無くしていきますよね?
仮に残っている内燃機を牛耳るんだ!・・となってもいずれ尻すぼみに。
資本主義経済ですからね。それに乗って行かないと没落していくことは必須です。
最後のタイミングで調子よくBEVに移行できるかというと、すでに市場形成は終わっていると思うんですよね。
またBEVが従来の車と違うのはバッテリーの確保が今まで通りに行かないと言う点。
トヨタはパリ協定の取り組みに対し甘く見ていて、それの確保に出遅れた・・というのがわたしの読みですが、それの流れが変えれないのであれば、台数をそれだけ作れない・・となります。
bZ4Xもその後の進展ありませんし、中国でbZ3を売るといっても中身は完全にBYD。
BYDが儲かるだけの話です。
ちなみにbZ3のプラットフォームをe-TNGAと言うてますが、これは言うてるだけと思われ。
なぜか?
e-TNGAは現在TNGA-Kベースものしかないので。
Cセグメント向けはヨーロッパトヨタが開発中なんですよね。
なのでいつもの共同開発の延長な話です。
まぁ、中国でBYDと合弁会社を作っていますので、共同開発とスープラよりは声高らかに言えると思いますが。
話を戻して、そんな電気自動車に後ろ向きに見えるトヨタ。
あれだけモックアップを並べたんですからやるんだと思いたいですが、それのほとんどがBYDのOEMとすれば・・
どっちにしてもよくないですよね。
さて、どちらにしても2026年あたりがその転換期になりそうですね。
ホンダもトヨタも。
そして現在ゴリゴリやっているメーカーはそこでもう一つ世代が変わるわけで。
2030年ごろ、はたしてどうなるんでしょうか?
注)わたしは自動車が楽しければなんでもいいです。・・が、自動車のバランスを考え得るとBEVが最前だと思ってます。理由?ミッドシップ並みのメリットをセダンに与えれるんですから。
マスの集中と超低重心、そして理想的な重量配分、これ大事。

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