みなさん こんにちわ。
さて、世界はBEVの流れになっている中で、ヨーロッパは先行し、
2035年までにゼロエミッションの流れができています。
これは先のCOP26関係なしに規制が先行してくるので、その市場はそのようになっていくという事ですが、
その流れの中でどんどん新たなBEVが出てきており、日進月歩で色々な技術がアップデートされていっています。
その流れが速すぎてついていけない雰囲気があるんですが、これはパソコンやスマホの比じゃないなぁ・・と思う今日この頃です。
そんなところに面白いニュースが。
アメリカ インディアナ州の州立総合大学、パデュー大学のエンジニアが面白いものを発明しました。
それが「(特定の)電気自動車を5分以内で完全に充電する充電ステーションケーブル」です。
BEVは内燃機と違った変化があるんですが、最近では制御を通信アップデートで変更し、走行可能距離が伸びたとか、
充電プログラムの変更で充電時間が減ったとか(うろ覚え)ありましたよね。
充電設備についてもいろいろと言われていましたが、受け側、つまり車両側がそれに対応しているかどうか?・・がミソになっています。
それは変わりないと思うんですが、その前提でも大電流が流れる充電ケーブルがどうなんだ〜・・ていう話はありました。
今回はそれの話題ということですね。
動画がありましたので解る方はどうぞ
ザッと説明すると
EVをより速く充電するにはより高い電流が流れる充電ケーブルが必要
↓
電流が大きければ熱量が多くなる。
↓
現在の冷却システムではそれほど排熱しない
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別の冷却方法を開発。最大24.22キロワットの熱を除去。
↓
現在、市場にある最速充電器の4.6倍の電流を供給できる充電ケーブルとなる。
↓
結果、5分で満充電に。
もちろんこれはメーカーからの資金提供があるわけで。
それがフォードモーター。
フォードの事業開発ディレクラーさんは
「フォードは、電化への移行を容易にすることに取り組んでいます」
「私たちは、電気自動車と商用車の所有権をより魅力的でアクセスしやすいものにする可能性のあるPurdueの研究をサポートできることをうれしく思います。」
と。
やる気満々ですね。
現時点では実車(プロトタイプ)ではテストしていないとのことですが、
2400アンペアを超える電流にこれらが対応しているのは実証済み。
最終的には充電時間は充電器&ケーブルの電気出力定格、BEVバッテリーの電力入力定格に依存するらしいですが、
全ての定格が2500アンペアならこの「5分未満充電」ができるとのことなので、
結局はこれらを整えたメーカーが、これらをできるようになる・・ということなんでしょうね。
現在、特許出願中のこの件、2年以内にはBEVでテスト予定とのことで、
うまくいけば5年後くらいには市場に出回るかもしれませんね。
日本は・・周回遅れになるでしょうねぇ
ちなみに早い話、ケーブルを冷却するのでケーブルはごっつくなるらしい。
となれば、やはり充電器から車両につなぐ際のサポートが入りますよね。
まぁ、それは既存のアームなどでもできるので、問題にはならないかな?
何かと期待したい技術ですね。
今日はここまで。
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時節柄、厚労省サイトのリンクを貼っておきます。
新型コロナについてはなによりもここを確認するのが間違いないと思われます。
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