みなさん こんにちわ。
さて、オリンピック一色なテレビですが、東京都内は平穏なもんです。
その地域に近寄らない限り・・ですが。
そんなオリンピックではいろいろと地味に話題がありますよね。
聖火、液体水素が燃料とか。ええ、あのバーナーのような火のアレがそれです。
これ聞いて、ある意味 聖火を冒涜してないか?・・とマジで思いましたが、
この思考はやっぱあのメーカーが尾を引いているんだろうなぁ・・とか思ったり。
ええ、不正車検の。
そんなところに台風が来るという、「なんでこの時期にやった?」状態が続いているようにも思うんですが、
無観客で無中継だとやってる意味が・・というアスリートの声があると聞いて、
そもそもその認識がどーやねん・・とか思ったり。
そうそう、都内を走ってるオリンピック関連車両、海外スタッフが運転していることもあるので、近寄らないほうがいいです。
さて、タイトルの件ですけど、海外のとあるサイトで話題になってるんですね。
それの元ネタは「2019年のCNET Road Showでトヨタは東京オリンピックで
全固体電池電気自動車をデビューさせる」って言ってったよね?・・です。
そして自動運転の電気自動車や水素燃料電池車を使って大勢の人々がシームレスに移動する・・とも。
一部はできてますが、「自動運転の電気自動車」というジャンルではないですよね。
クローズドな環境での〜・・ですが、あれもどこで運用されてるのやら。選手村?
オリンピックはコロナで1年延期となり、トヨタは1年の余裕があったわけですが、それでも全固体電池の話は出ないままなので、
できなかったということでしょうね。
・・ということで、海外媒体はこの件では「大失敗」と言われています。
日本の媒体は一切触れないでしょう。
その海外媒体は「燃料電池を搭載したバスに「グリーン」はありません。クリーンな水素といっても、既存の化学工場で天然ガスを主原料とし、大量の二酸化炭素を排出して作られたものだ。」とズバッと切り捨ててます。
聖火台のあれもどこ製造の水素だかわかりませんが、やるならオリンピックで使う海の森水上競技場横にある東京臨海風力発電所の電気で東京湾の海水を電気分解して作ったものを活用してもらいたいくらいですよね。
塩素ガス出るけど。
まぁ、そういう印象になるわけです。
ちなみに日本は水素をオーストラリアから輸入すると言われていますが、これの行為自体が海外からは愚策と言われてますよね。
うん、確かにそれは思う。
それはいいとして、話を燃料電池に戻しましょう。
画像:トヨタ
フィナンシャルタイムズによると、トヨタのFCVバスはこれらの期待に答えれていないと。
そもそも6年リースで90万ドルかかるこれら。
ディーゼルだと15年耐用年数で22万ドルなんですって。
地方自治体などからリース料の80%を補助金で出しても競争力は十分でなかった・・と。
これのネガがここに集約されているように思いますよね。
さらに燃料費が高いらしい。
2台導入した東急バスによると「ディーゼルよりもFCVのほうが2.6倍燃料費が高い」と。
しかも補給処まで運転しないといけないので時間と費用がかかるとも。
そして結論は「今のところ、燃料電池にいくのは難しい。※良いか悪いかは別」と。
そりゃバスターミナルで給油みたく補充できないから余計にですよね。
何かとおおきな夢物語があったわけですが、現実は厳しいもんで。
そこで海外媒体はこのように締めくくってます。
・トヨタの全固体電池は「絵に描いた餅」。かなり先の話になる。
・水素物語は日本の悪夢。
・トヨタと日本政府がやっていることは、見ていてあまりにも痛々しい。
ぶっちゃけ日本政府は後出し専門なので、再エネなども追いかける状態ですよね。
でも国内の自動車産業の力が強いので、その点が悩ましいんだろうなぁ・・と思います。
これについては2040年にむけての再エネ比率向上を期待するのみです。
で、トヨタの話は正直「会社で決まった方針に無駄な抵抗をする社員状態」と思えるわけで。
これらの話は2015年のパリ協定が大元です。
それが2020年から取り組み開始・・だったので欧米メーカーはそこに合わせて展開。
なので、2020年がBEV元年になったわけです。
つまり、2020年までに次世代の車の方向性が各メーカーで議論されBEVが本流、FCVは別線となり開発が始まり車が製造されているわけです。
それを2020年から「水素エンジン!」っていうのはねぇ
例の不正車検の件、正直コメントの一つくらい出て来てもいいと思ってたんですね。
でもそれもなく、潜めている感じを受けるわけなんです。
出たがりの人が出てこないのっていろいろ想像しちゃうますよね(笑
まぁ、何か策があるんでしょう。
海外媒体がひっくりかえって驚くくらいの策が。
そう思いたいもんです。
今日はここまで。
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時節柄、厚労省サイトのリンクを貼っておきます。
新型コロナについてはなによりもここを確認するのが間違いないと思われます。
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