みなさん こんにちわ。
さて、少し前にニュースが出てましたのでご存知の方も多いと思いますが、
VWグループが2020年の欧州CO2規制値をわずか0.5g/kgの差で達成できなかった様子です。
それで1億ユーロ以上の罰金が発生するんですからすごいですよね。
このCO2規制は販売台数に対し設定されるわけですが、
ヨーロッパでのシェアがダントツなVWグループは相対的にその数値も厳しくなるわけです。
VWといえばEVのiD.3、4を9月から販売しており、それが好調なのでこのニュースに違和感を感じた方もいるでしょう。
それは大正解です。
なぜならば、VW単体では余裕でクリアしているから。
VWは2019年比で22%も削減できてるんですよ。
ちなみにアウディとポルシェを加えても・・
20%削減です。
というか、BEVとPHEVの前年比+335%って何気にすごい。
つまり、主にVWとアウディのEV・PHEVがこれらにとても貢献しているというのが読み取れますが、
それでも達成できなかったんですよ。
ランボルギーニやベントレーは足を引っ張ってませんよ。
あれらは小規模生産者扱いで別の条件となり個別で評価されるので含まれません。
となると何処が?・・て思いますよね。
早い話、それ以外の小規模生産者扱い以外のメーカーってことですね。
はい、セアトとシュコダがそれらの原因となってます。
VWグループはiD.3でご存知MEBプラットフォームでEVを急拡大させているのと、
1.4T+PHEVのユニットを載せている車両を増やしていってますので、
2021年はクリアできるのは間違いないと思いますが、VWグループはコロナが原因の停滞を恨むでしょうねぇ
でもEVの製造ライン整備に伴う工場移管などもあったので、VWグループはこれらを織り込んでいたかもしれませんが、
iD.3のリリースが遅れたことも影響しているように思うので、もやっとしてそうな気がします。
ヨーロッパでのシェア大きいグループなので、CO2排出についての取り組みに関してはすごくハードルが高いわけですが、
だからこそ、これらの対応では先頭を突っ走ると思うんですよね。
その展開に期待したいところです。
でもまぁ、日本は後回しになるんだろうなぁ(笑
ということで今日はここまで。
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時節柄、厚労省サイトのリンクを貼っておきます。
新型コロナについてはなによりもここを確認するのが間違いないと思われます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html