みなさん こんにちわ。
さて、いろんなニュースが飛び交いますね。
ANAの赤字額にも驚きましたが、
社外への出向云々でCAが〜・・てテレビが何故か持ち上げながら絶賛してましたが、
そっちに詳しい人でなくてもとっても大変な騒ぎになるよね・・と奥さんと話してました。
そんな感じで色々なところにコロナの影響が出てますが、
そんなところにデンソーが赤字とのニュースが。
トヨタが黒字なのにグループ会社が赤字って、さらに川下のサプライヤー等はもっと大変になってんちゃうの?・・と
トヨタのやり方に寒気を感じたわけですが、デンソーの赤字の理由で燃料ポンプのリコールがあるらしい。
もちろん生産減もその原因ですが。
その話題の燃料ポンプのリコールですが、
国内ではこんな感じでニュースが出てますね。
この燃料ポンプって普通の方はどんなものか知らない人が多いように思います。
これがそうです。
ポンプというにはすごく吸い込む何がし・・とか思いますでしょ?
実は・・
モーターです。
ブラシ付きの。
燃料ポンプのトラブルで多いのはこれみたいにブラシが消耗して通電しなくなって止まるパターン。
つまり寿命ですね。
この画像はベンツBクラスのポンプを分解したもの。
上のシルバーのケースに並んでる順に組み込まれてます。
真ん中下にモーターの中身、左にブラシがあります。
モーターの右部分に歯車があるのわかりますかね?
軸についるそれが今回問題になっているインペラです。
ちなみに右側の白いパーツありますよね?
そこから燃料がストレーナーを介してモーター内に燃料が吸われるんですよ。
で、モーターを通って左側の真ん中の吐出口から送られるわけです。
基本、ポンプはこういう感じ。
トイレットペーパーの芯より小さく、500円より小さいインペラで送られてるってのが不思議な感じですよね。
まぁ、直噴は高圧ポンプもあるのでちょっと違いますが、基本的には同じですね。
このポンプ、輸入車だと4〜5年でアウトになるケースが多いような。
これの多くはブラシが消耗しての寿命です。
これが国産車のって10年持ったりしたんですよねぇ
でも今回のリコールを見たら、その国産神話も崩壊してるってことなんでしょうね。
コスト削る対象になってそうな予感。
で、このリコールは全部デンソー持ち・・て感じですが、
先のシートベルトの件もそうですが、ほんとメーカーって何もしないんだなぁ・・と思っちゃいますよね。
そういうのを自社の抜き取りチェックで引っ掛けるとか、納品時の品質チェックとかも無いんでしょうね。
全部納入業者の責任とかいって。
まぁ、デンソーも発注先に同様の圧をかけてそうですが、川下は仕様通りに作ったといっても一部負担を言われるんでしょうね。
そんな感じで日本の製造業についてちょっと心配になったりするわけですが、
この燃料ポンプ騒動、海外でも起きてる
らしい。
その台数、330万台。
もちろんレクサスも対象です。
遡ると古いので2013年モデル、新しいのは現行。
こんな感じみたいです。
もしこれが本当なら、国内でもこれらの車が順番に発表されるんでしょうね。
まぁ、細かいことをいうと仕様の違いもあるので丸っと全部では無いと思います。
共通部品であれば全滅ですね。
正直、ちょっとどうなん?・・とも思ったり。
ちょっと前には・・
ロアアームに亀裂入りがあったとか(笑
いやーんな感じですよね。
テスラじゃあるまいし。
コストダウン要求の行く末・・と思ってしまう人もいるでしょうねぇ(トオイメ
ということで、今日はここまで。
【追記】
ロイター曰く 584万台に拡大とのこと。
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立ち寄ってくださいませ〜
https://atimot825.blog.fc2.com/
時節柄、厚労省サイトのリンクを貼っておきます。
新型コロナについてはなによりもここを確認するのが間違いないと思われます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html