さて、今日はみんな大好きダイムラーの話でも。
ダイムラー、すなわちメルセデスですね。
そのメルセデス、すなわちダイムラーが自動車用内燃機関の新規開発をやめるらしい。
これを知ったファンは驚いてるらしい。
まぁ、これにはちゃんと理解しないといけないことがありまして、
あくまでも新規開発です。
現在のエンジンは継続。
つまりなくなるわけではありません。
この解釈はいくらでも拡大できるわけですが、
既存製品の改良などは当然していくわけで。
つまり、基本構成は変えないけど、材質や表面加工は別。
そしてヘッドについても同様で、その構造変更はもちろん、
補記類のアップデートはあります。
もちろん今後もエンジンは製造するわけで、なくなるわけはなく。
つまり、簡単な話、エンジンブロックは変えず、それ以外はアップデートさせて使っていくよ・・ってことです。
ええ、ピストンの変更なども含んでますよね。
でもこの結果、なくなるエンジンがあります。
V8とかV6とかの過去にあったエンジンは完全に復活することは無いってことです。
裏を返すと新6気筒の出来がいいともいえますが、
基本的にメインストリームなエンジンは1.5Lなどなので、
大排気量の廃止ってのは当然かもしれませんね。
今後はこれらに48Vがドッキングってのが多くなるわけで、
それらも基本構造はかわらぬまま構成次第でPHEVにしていったりするわけです。
そして2035年でも基本は変わらぬこのエンジンは使い続けられるわけで、
それに効率があがったモーター+バッテリーが搭載。
この頃になると モータ+バッテリー>エンジン な感じで開発の重要度も間違いなく変わってます。
つまりそれを見据えた今回の話ってことですね。
ということで、ダイムラーが発表したのはエンジンラインナップが増えることはもうないよ
既存エンジンのアップデートでいっちゃうよ
それくらい内燃機関の排気量と気筒数についてはもう行き着いてるから、ここは終わり〜・・な感じでしょう。
つまり腰下ですね。
ピストンの変更やヘッドの改良、補記類アップデート、48V、PHEVもやちゃうよ〜・・と、
そんな感じなんでしょう。
VWもこれに続くってことですね。
で、よくトヨタファンがいうのがヨーロッパメーカーはトヨタがHVの特許とってるから
使えないからうんたらかんたら・・
それは違うんですよ。
まず産業の構造や道路の環境が日本と違うってことがまずあります。
で、サプライヤー、つまりコンチネンタルなどが開発し、それを各メーカーが採用してるんです。
これは共通規格として進めてることも背景としてあります。
日本みたくトヨタ=デンソーメインってわけじゃないってことです。
まぁ、日本でもトヨタがデンソーでなくコンチの制御を買ってたりしはじめてるので、
そういうのも代わりつつあるんだろうなぁ・・と思うですが、
話を戻して、なぜトヨタ方式を各社使わないか?
ハイブリットがニッチな市場ってわかってて、且つ、それらが有効に働く環境が限られるから・・です。
アウトバーンに持ち込んだら100%エンジンで走行しちゃうってのが現状です。
向こうの走り方だとね。
なので、見向きもしなかったわけですよ。
実際にトヨタが特許公開!・・とか色々やって飛びついたのは中国の新興メーカー。
その後は浮いた話を聞きません。
いい話があったら「ほら!すごいでしょ!」ってやっちゃうメーカーなので、
まぁ、そういうことなんでしょうね。
そのトヨタの問題点は既存システムに過給機付きが使えない点。
これを小排気量ターボドッキング〜・・とかできなければ、
大きな排気量ゆえにCO2規制で苦労すると思われ。
まぁ、そんな感じですが、個人的にはなんとも思わず。
いうことで、今日もここまで〜
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