みなさん こんにちわ。
さて、2035年ガソリン車販売禁止で日本国内の敏感な方が環境問題意識ゼロ&「パリ協定?なにそれおいしいの?」・・をむき出しに色々と話が展開されており、一部媒体も似たような雰囲気に、ほんと辟易してます。
国内メーカー忖度にもほどがある・・と思うんですが、なぜそうなのか?・・を逆の視点でみていかないと何かとあかんと思うんですが。
あれですよ、「なんでこの人、こんな考えた方なのかな?」・・ですね。
そのネットニュースのコメントに「日本は世界で3番目の市場、ヨーロッパなんか(以下略」‥とあったので、実際どうなのか見てみましょうか。
出典:OICA
これが国際自動車工業連合会が出してる統計です。
2019年でソートしてます。で、上位30位だけ抜いてます。
おっと、日本は4位、いや、ヨーロッパひとまとめを抜けば3位ですね。
でも見かたとしては、これが現実的。
大陸ですからねぇ しかもユーロ圏あるし商圏も繋がってるし。
日本は島国で独立したような市場なので、こういう連結したイメージってピンとこないんでしょう。
いや、そうでもないか。
というか、シンプルにみても中国・アメリカ以外は桁が違います。
それらと比べたら雑魚みたいなもんですよね。
そんなこと言わずにドイツと比べてみます?
はい、日本の方が一つ上ですよね。
で、冷静に分析しましょうか。
人口ですけどね、ドイツは日本の約65%です。
人口少ないと、台数もそれ相応になって当たり前のように思いますよねぇ
で、その販売台数も日本ベースの65%くらいかな?・・とか思うでしょ?
計算してみたら2019年で日本の77%です。
コロナの影響でドカンと減った2020年はどうか?
はい、71%です。
ということは短絡的に見るとドイツのほうが購買力があるってことですね。
人口でみていくと面白いわけですが、ともかくヨーロッパでまとめてみてみましょう。
そのヨーロッパでの日本メーカーシェアは全て合わせて15%未満です。
多くみてざっくり240万台程度ですね。
この台数は日本市場の台数のどれほどか?
興味あります? ざっくり46%です。
つまり、ヨーロッパで売れらている日本メーカーの車は日本での販売台数の半分以下ということです。
全世界比で日本の市場規模を今度はみてみましょうか。
ざっくり5.7%です。
まぁ、このあたりはこんなもんでしょう。
そんな感じですが、ヨーロッパといえばこの2位にランクインする一帯を指すわけですが、
このヨーロッパの欧州連合、つまりEUが2035年になんちゃら・・となってるわけです。
普通に考えて欧州自由貿易連合加盟国もこれに引っ張られると思うんですね。
もちろんイギリスも。
そうなればこの世界第2位を占めるエリアの方針って馬鹿にできないと思うわけで。
で、その話の根本であるパリ協定に復帰したアメリカもあるわけです。
第3位ですね。
この2つの民主主義の大陸がそっちに動くということは?
もう説明いらんですわな。
ちなみに世界最大の中国はよくわからないです。
もうね、構造が違いますので。
ちなみに日本メーカーの一番大きな市場はアメリカです。
ヨーロッパの方針に動きが鈍いのは、それが背景にあるからかもしれませんね。
今日はここまで。
アメブロも書いてます。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。