みなさん こんにちわ。
今日はさらっと拾ったネタを。
ドイツの連邦職業教育訓練研究所、経済構造研究所、ニュルンベルク雇用研究所(IAB)による共同研究の結果なんですが、科学者による計算によると、気候保護とデジタル化によって推進されるモビリティの移行で、2040年までに失うよりも多くの雇用を生み出す‥という研究結果があるらしい。
「私たちのシナリオによれば、よりエコロジカルな環境への変革は、特に自動車産業の拠点としてのドイツでは、懸念されたような雇用の減少はなく、むしろ雇用が増加している」とのこと。
もちろんシナリオは、専門家のインタビューや文献に基づいた仮定に基づいています。
2040年には、このプロセスによって、約22万人の雇用が失われ、28万人の雇用が新たに創出されることになります。
特に、運輸・物流、建設、倉庫業などの職種にメリットがあります。
一方、自律走行システムが定着することで、自動車関連の仕事や、トラックドライバーの数が激減する‥と。
出典:AUTOMOBIL PRODUKTION
日本では雇用が失われる点だけクローズアップされてますよね。
それは言い手側がそうしているから・・ですが、実際はBEVで新たな需要もあるわけで。
こういう変革の際は既存だったものは減り、そして新たなものが増えるんですよね。
なので、その新たなものへ ドンドン移行すればいいわけですが、なぜか「従来のもの」に固執する層があるんですよねぇ
日本ってそんな傾向ありますよね。
前例がないと・・とかもその一つですよね。
「世界がEVを受け入れようとしているのに、なぜ日本はそんなにEVに躊躇しているのか?」と海外メディアは首を傾げてますが、その理由はガソリンとハイブリットに巨額の投資をしていたから・・と言われていますよね。
それらをできるだけ長く活用したいから・・というのもわかる話なんですが、日産初代リーフの開発者は「日本の短期的な視点は、最も重要な産業を変革の瞬間を逃す危険性をはらんでいる」と言ってたらしい。
うん、まさにこれに思える。
そして海外メディアのライターは言います。
「ある技術的な時代や移行期のリーダーは、次の技術的な移行期では遅れをとることが多い。
前述したように、人々は新しい時代が来ることを受け入れて、その時代をリードするための努力をするよりも、自分のリーダーとしての地位にしがみつきたいと思うことが多いのです。
私は何年も前から、EVの後塵を拝してきたホンダやトヨタの問題点を指摘してきました。
それは、日本の政治家がホンダやトヨタを誇りに思うと同時に、彼らの経営者に影響されすぎていることにも通じると思います。
また、日本が「水素経済」に関心を持っているという憶測もあります。
しかし、それは大きな問題であり、いくつかの強い仮定を含んでいます。」
‥と。
これもそういう視点では的を射てますよね。
なんにしても既存のもので稼げるうちは稼ぐ・・でもまぁいいと思うんです。
でもその先で詰まるのは間違いないわけで。
この短期志向って経済上の利潤追求を第一義として活動する人間、エコノミックアニマルという言葉をちょっと思い出しちゃったりしました。
まぁ、この場合のそれは実際どうかとも思うんですが。
正直、そんなことより大事なことあるんちゃうの?・・とか思ったり。
どことは言いませんよどこのSとは。
アメブロも書いてます。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。