みなさん こんばんわ。
さて、世はBEV時代です。
メインストリームは完全にそれになっています。
でもなぜか日本では水素と騒ぐ層があるわけです。
それはそれでやればいいんじゃないの?・・と思うわけで、
だからBEVやらなくてもいい・・ではないと思うんですが。
だってねぇ グローバル社会なわけで、国産メーカーも海外あってですからね。
で、海外が将来的にBEV一本化・・という流れの中、
海外で水素がメインストリームになるかというと、それはやはり限定的なものになるわけで。
もちろんそれを商売として成立させるには現地のルールに従うのは当然ですからね。
社会人の常識ですね。
だからトヨタはヨーロッパでOEMだったとしてもBEV商用車を売ってるわけです。
これが現実。
で、トヨタが水素エンジンでレースしましたよね?
何かと問題点が見えすぎてアレなんですが、
それをすごいチャレンジだ!・・とかいいつつ次の技術は水素!・・と持ち上げる人がいるわけで。
まぁ、言論の自由があるのでそういうのもいいんでしょうけど、
トヨタの技術力がすごい!・・と持ち上げるのはいかがかと。
なぜか?
水素エンジンって今までいろんな大学・メーカーがやりましたよね?
1970年 武蔵工業大学が日本初の水素燃料エンジンの運転を成功させる
1974年 同大学が試作車をデモ走行
試作車:日産サニークーペ
スズキセルボ
日産フェアレディZ
日野レンジャー
等々
2009年 同大学が日野との協力でリエッセで水素燃料エンジンバスを開発。
フラットフィールドが製造
→2年間実証運行で路線バスとして走る
で、メーカー等は
BMW ハイドロジェン7 (2005~2007年)
BMW7ベースでV12エンジンの750hLを開発。
液体水素で走行可能距離は約350km
水素生産におけるCO2排出量が大きいと話題に
フォード 2001年試作車
マツダ 2003年 RX-8 水素ロータリー発表 走行可能距離150km
2004年 RX-8公道試験
2009年 プレマシーハイドロジェンREハイブリットを発表 走行可能距離200km
水素エネルギー開発研究所
2006年7月 日野市販車改良で水素自動車を公道試験 走行可能距離150km
こんな感じ。
じゃあなんでそれらが今残ってないんでしょうね?
トヨタよりこれらメーカーのほうが技術力もっとすごいとなりません???
平たくみると、結局後追いしてるだけですから限定的なレースの一発スペシャルでやられても、なんとも・・正直思うわけで。
まだ燃料電池のほうが現実味あるわなぁ・・と。
その燃料電池もインフラの問題がBEVの充電設備以上に数の問題があるのに、
なんで普及すると思えるのか??と。
であればもっとミライは売れてないとだめなわけで。
いろいろそんな風に感じます。
まぁ、これらのメーカーがデメリットに思ってたことをトヨタは克服したのかもしれませんけどね。
インフラは別として。
でも最近気になること。
最近のトヨタBEVネタで社長が出てこなかったんですよね。
さて、上海ショーではどのようなプレゼンをするんでしょうね?
自社BEVの前で自工会での話をすることはないと思いますが。
ということで、今日はここまで。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。