みなさん こんばんわ。
さて、久しぶりにマニアックな話。
フォルクスワーゲングループの横置きエンジン用トランスミッションについて
DSGなのはいうまでもありませんが、色々あってややこしいんですよね。
ざっとこんな感じ
見ての通り、MAXトルクでおおよそ決まるようなもんです。
ガソリン車の2000cc未満は乾式7速のDQ200が使われているのは有名な話。
数年前はちょっとパワーがあればDQ250という湿式6速があてがわれてました。
RSなどはDQ500が使われていましたが、その後DQ381が色々と使われています。
現状DQ250は廃盤。
なのでDQ381が非常に大事になってくるわけです。
そのDQ381が何者か?
やっと理解できました。
DQ500の小型版がDQ380。このトランスミッションは中国専用です。
で、それをベースに改造したのがDQ381です。
2LのTDIはこのDQ381、
ゴルフRもDQ381です。
このトランスミッションに詳細を調べようと思いつつ、
すっかり忘れてたんですが、実の頼もしいトランスミッションになってました。
まずFF用のDQ381はこれ。
そしてAWDのは・・
シンプルにトランスファーが追加されてます。
これでAWD用になるというのがすごいなぁ・・と。
てっきりAWD用はケースを専用にしてるもんだと思ってました。
で、このDQ381は耐トルクがすごく高いんですね。
150PS TDIとの組み合わせだと一生故障しないように思います。
余裕ありすぎて。
そんな感じですが、このDQ381搭載車が増えた今、
フォルクスワーゲンの信頼性って上がったんじゃないの?・・とか思ったり。
ちょっとこのトランスミッションを長期テストできそうなので乞うご期待。
ということで、今日はここまで。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。