みなさん こんにちわ。
さて、世は電動化時代(ry
そんな感じで各社どんどん電動化・EV化に舵を切り、
そして〇〇年までに電動化!みたいな宣言も多くなってきましたね。
日本では昨年12月に政府が2050年にカーボンゼロ 、2030年までに東京都は新車販売を電動化・・という発表があり、それまでは一切話題にもしてなかったのにその後は蜂の巣を突いたように話題になってますね。
主要メディアの知識にズレがあるのかトヨタに忖度しているのかはわかりませんが、
なぜか政権批判から始まっており、その後もEVなんて使えない的な論調を多く見ます。
これらの骨はパリ協定が全ての根幹にあるわけで、それに乗る形で欧州CAFE規制などがあるわけで。
ユーロでのシェア5%以下の国内メーカーは現状どうにかなってますが、そのユーロでは30年に60g/kmの規制値になり、EV以外はこれに対応できません。
もちろんトヨタも。
アメリカもこの流れが加速していますので、いずれにしても世界の主流はそれとなりますが、
国内の論調を見ますと航空兵器より大艦巨砲主義、スマホよりガラケー、パソコンよりワープロ・・といった流れを彷彿させるなぁ・・と思う今日この頃です。
そんな感じですが、少し前にトヨタが2021年にもEVを発表する・・みたいな話がありましたよね。
出典:トヨタ
これについてアメリカのジャーナリストが「ほんまかいな?」な見方をしています。
まずトヨタのその展開がとってもゆっくりであること。
他社が何十億ドルを投資して新しい工場を建設し、新たなバッテリーモデルを発表し、販売する計画を誇示しているのに、トヨタは2021年に発表するとの見出しを垂れ流しているだけです。
普通、この手の話が進んでいるとテストカーやそのコンセプトがバンバン出たりしたりしますが、
その話も一切ないですからねぇ
まさかミニカーEVがそれじゃないでしょーに。
そう思われてもしょうがない。
で、有名な電気自動車サイトの記者がトヨタにどうなんだ?・・と連絡をとったんですって。
するとトヨタの広報は「"言及された車両は今年中に発表される予定です"」と。
この表現で "showcased. "という言葉が使われていますので、発表である・・と。
そして続いてBEVは「2022年のいつか」に発売されると述べています。
つまり、発表は年末かもしれないし、販売は2022年末かもしれないわけです。
うーん、表現方法として正しくもあり、間違っているともいえ。
それはまぁ、いいとしてそのアメリカのジャーナリストがちょっとイラついてます。
これらの説明時に「アメリカの電力網や電源を考慮した場合、入手できるPHEVもBEVもほぼ同じの環境メリットがある」と言ったんですと。
これをジャーナリストは化学燃料産業が広めている嘘をトヨタが「電気自動車がいかにクリーンでないか」をトヨタ自身が流しているかのように聞こえる・・と。
そして、これを言ってる会社は「ハイブリットを恥ずかしげもなく”セルフチャージ電気自動車”と読んでいる会社だ」と。
うん、いい感じですね(笑
二律背反。
そういえば日本でも同じような話が出回ってますよね。
Union of Concerned Scientistsは6年前に「電気自動車は汚い石炭を使う」という話を否定しました。
そして2020年にその情報を更新。
電気自動車が従来の自動車よりも優位性が大きくなることを示しました。
「それなのにそのデマをトヨタは広げ続けている。恥じるべきだ。
トヨタのような大企業が、従来型の(そして収益性の高い)車をあと10年か2年は世界に押し売り続けるために、バッテリー式電気自動車を蔑ろにし続ける言い訳はできない。
それは単に不謹慎である。」‥とそのジャーナリストは言っております。
で、「EV化を進めるために全力をそそぐべき時はとうに過ぎている。」と。
客観的に見て、それは理解できます。
まぁTHSの投資の回収のためにハイブリットをゴリゴリ売らないといけないのはわかるんですけどね、
でもUSは台数的にも大事な売り先。
その現地ジャーナリストにそう言われるのはどうなんでしょうね?
バイデン政権が電動化に舵を切ったので、ごまかしなしに向き合わないとあかんと思うんですが。
だからユーロで顧客のニーズに合わせられずヒュンダイにも負けてるとちゃうの?・・とか思ったり。
そんな感じですが、そう見せかけてバッチリやで!・・てのを期待しますよ トヨタさん。
ということで、今日はここまで。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。