みなさん こんにちわ。
さて、世は電動化時代(ry
さて最近USのコンシューマーレポートが面白いんですが、今回はEVの話。
2020年7月/8月に3392人のアメリカ人ドライバーを対象に「EV」の認識について調査したみたいです。
これがまた八朔なんですよ。いや、傑作。
結論からいうとアメリカの世論はEVが将来的に主流になることを示していました。
出典:コンシューマーリポート
詳しくは↑をみてくださいね。
簡単にまとめると
30%はEVについて良く知っている
71%が将来的にEVを購入検討
そして70%以上が大気汚染などの減少に賛同しています。
このEV化の流れの根本はパリ協定があるわけですが、アメリカはバイデン大統領が就任直後にパリ協定に復帰を宣言。
で、アメリカ連邦政府車両の電動化を発表、再エネを整備し充電機の整備を発表しました。
その基本的な流れが大統領関係なく進んでいた・・ということですね。
でもその進み具合がまだ加速してないわけで、その理由もありました。
最も面白い見立てですが、「自宅で充電できることに気づいていないユーザーが結構いる」と。
これがEV検討時に300マイル(=482km)以上の走行可能距離を望む理由らしい。
コンシューマーレポートは250マイル(402km)の走行可能距離の電気自動車を購入した人々の92%は自宅で充電でき、7年(または20万マイル=32万1868km)で6000ドル(105.52円換算で633129円)から10000ドル(1055215円)節約できると最近発表しました。
この距離がアメリカン(笑
国が違えどこの効果は同じでしょうね。
よくライフサイクルコストでEVはガソリン車より云々言うてるのを見ますが、
あれも両方の意見があるんですよね。
Union of Concerned Scientistsではバッテリー製造を加味してもEVのほうが良いと結論づけてます。
このレポートを元にトヨタの先日の言い分に「何を言うてる?」とイラついてる海外ジャーナリストがいるわけですが、最近日本のこれらの流れに「大艦巨砲主義から抜け出せず遅れをとった日本」を連想することもしばしばです。
そもそも欧州CAFE規制の2030年目標値は60g/kmです。
トヨタが誇る現行プリウスPHVは77g/kmです。
つまり、(以下略)
話を戻しましょう。
EVについては充電についての誤解もあり、それらが解消されるとより良い結果になっていくだろう・・と。
ちなみにEV購入に対して二の足踏んでいる理由は
・購入価格 43%
・EVに関する知識不足 30%
・自宅で充電する場所がない 28%
というのが多かったらしいです。
ついでにこれらの情報もどうぞ。
・公共の充電ステーションが不足していることへの懸念にもかかわらず、回答者の71%は、ほとんどの充電を自宅で行うと述べています。
・250マイル走行可能なEVの所有者の92%は自宅充電器で充電してます。
・アパート/マンション住まいは公共の急速充電ステーションで充電する傾向があります。
・アメリカ人ドライバーはガソリンスタンドにすぐにアクセスできることに慣れているので、自宅で充電できることに気付かないかもしれません
・一般的なEV車ドライバーは、公共の充電ステーションを年6回しか利用していない。
・急速充電ステーションのよるネットワーク強化は、電気自動車への買い替えに関する購入者の懸念を軽減するのに作用するでしょう。
・調査対象者の3分の1以上が、州政府と連邦政府は自動車メーカーにEVの提供を要求すべきであると述べています。 その考えに反対しているのは約4分の1です。
・若いドライバーは年配のドライバーよりも次の車両にEVを購入する傾向があります。
アメリカの話とはいえ、あの大排気量なアメリカンな国の調査がこんな結果になっているのは衝撃的ですよね。
トヨタがなんや言うても、アメリカもこの流れ。
主たる販売先がこれならとっととEV展開もしていかないとあかんと思うんですけどね。
向こうのジャーナリストに他社に比べて動き無さすぎと言われてますね。
さて、どうなることやら
ということで、今日はここまで。
ということで時節柄、新コロナについてのリンクを貼っときます。